タイトル等
[特別展]
教育版画展「虹の上をとぶ船」
会場
八戸市美術館
会期
2017-02-04~2017-03-20
休催日
2月13日、27日、3月13日
開催時間
9:00~17:00
(入館は16:30まで)
観覧料
一般150(80)円、高校・大学生100(50)円、小・中学生50(30)円
※市内の小・中学生は無料
※( )内は20名以上の団体料金
※市内在住の65歳以上の方、障がい者手帳をお持ちの方は半額
主催者
八戸市美術館、デーリー東北新聞社、ABA青森朝日放送
協賛・協力等
八戸市教育委員会、八戸テレビ、コミュニティラジオ局BeFM
概要
美術教育における版画学習の機会の拡充が本格的に進められるなか、昭和31年から50年代にかけて八戸市内の中学校で行われた教育版画の実践は、教育美術が多感な時期の子どもたちに何を為せるかを問いかけた試みとして、今も各方面から高い評価を受けています。
指導に当たった坂本小九郎氏は、中学校の美術教師でしたが、養護学級では国語や理科の教科も教えていました。八戸市内の中学校に赴任し、教育の先駆者をはじめ多くの方々から学ぶなか、子どもたちによる共同制作という教育版画の実践を試みるようになります。坂本氏の指導のもと、子どもたち自ら地域に取材した版画作品には、現実をしっかりと見つめ、話しあった上でそれぞれが抱いた願いや希望が、豊かな発想とともに表現されています。当館には、この一連の版画群のうち「海の物語」「うみねこのうた」「船」「虹の上をとぶ船」など、多数の作品が所蔵されています。
これらの作品は世界各国でも高い評価を受けており、国内においても、版画集『虹の上をとぶ船』のドキュメンタリー番組が製作されたほか、宮崎駿監督の「魔女の宅急便」に作品の一部が登場したことで知られます。
本展では、今年で「虹の上をとぶ船」制作完結から40年となることを機に、坂本氏による版画教育の最初の実践から、集大成となる「虹の上をとぶ船 総集編Ⅱ」までを展示。膨大な時間をかけて取り組まれた、子どもたちによる壮大なイメージの物語を紹介します。
イベント情報
朗読会
講師/柾谷伸夫氏(八戸市公民館館長)
日時/平成29年2月11日(土) 14:00~
会場/八戸市美術館展示室
参加費/無料(別途、入館料が必要になります)
ホームページ
http://www.city.hachinohe.aomori.jp/art/exhibition.html
会場住所
〒031-0031
青森県八戸市番町10-4
交通案内
電車|東北新幹線「八戸駅」よりJR八戸線「本八戸駅」下車(約10分)→徒歩(約10分)。
バス|東北新幹線「八戸駅」東口より中心街方面乗車、中心街ターミルナル下車(約20分)→徒歩(約3分)。
ホームページ
https://hachinohe-art-museum.jp/
青森県八戸市番町10-4
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