タイトル等
開館25周年記念
香月泰男と丸木位里・俊、そして川田喜久治
シベリアシリーズ/原爆の図/地図
洋画・日本画・写真。それぞれの表現に込められた、3つのまなざし
会場
平塚市美術館
会期
2016-09-17~2016-11-20
休催日
月曜日(9/19、10/10は開館)、9月20日、10月11日
開催時間
9:30~17:00
(入場は16:30まで)
観覧料
一般900(720) 円、高大生500(400) 円
※( ) 内は20名以上の団体料金 ※中学生以下、毎週土曜日の高校生は無料 ※各種障がい者手帳の交付をうけた方と付添1名は無料 ※65歳以上で平塚市民の方は無料、市外在住の方は団体割引(年齢・住所を確認できるものをご呈示ください)
主催者
平塚市美術館・日本経済新聞社
協賛・協力等
〔特別協力〕東京国立近代美術館・山口県立美術館・原爆の図 丸木美術館
〔助成〕芸術文化振興基金
〔協賛〕神奈川中央交通株式会社
概要
平塚市美術館の開館25周年を記念し、香月泰男と丸木位里・俊、川田喜久治という洋画家・日本画家・写真家による展覧会を開催いたします。
香月泰男(1911~1974)は国画会展、新文展での活躍をへて応召、終戦後シベリアに抑留された経験をもとに、48年から没するまで<シベリア・シリーズ>を制作。極限生活をテーマとした数々の忘れがたい名作を生み出しました。その作品はどれも強い造形性と深い情感をたたえ、美術史上に残る傑作となっています。
丸木位里(1901~1995)は青龍社展、歴程美術協会などに前衛的な日本画を発表。丸木俊(旧姓赤松、1912~2000)は女子美術専門学校を卒業後、二科展などに入選。モスクワや南洋群島を訪問のほか、絵本や雑誌の挿絵を手がけます。39年に結婚し、原爆投下後の広島を見た体験をもとに<原爆の図>を夫婦で共同制作し、被爆者26万人を鎮魂する平和の象徴として時代を画する連作となりました。
川田喜久治(1933~)は高校時代から写真を撮り始め、土門拳が選者であった雑誌『カメラ』に応募し、特選受賞。新潮社でグラビアなどの撮影を手がけたのち、フリーランスとして活躍。原爆ドームの壁のしみや特攻隊員の遺影などを撮る初期の代表作<地図>(1965年)はモノクローム写真によって圧倒的な迫力をもって見る者に迫り、「戦争」や「人間」の計り知れない不条理とエゴを表しています。
この三つのシリーズに共通するのは、「戦争」や「平和」に対する強い思いであり、洋画、日本画、写真という異なる手法によりながら、三様の戦争に対するまなざしが傑出した表現によって表されています。三者が一堂に会する初の機会が、私たちに深い感動と洞察の時をもたらすことと確信しています。
イベント情報
●講演会:小栗康平氏(映画監督)
10月10日(月・祝) 14:00-15:00
場所:ミュージアムホール ※申込不要、先着150名

●映画「FOUJITA」上映会 10月15日(土)
10:00-12:00、13:30-15:30 場所:ミュージアムホール
※要申込、詳細はHPまで

●写真家・川田喜久治氏に聞く 10月29日(土)
聞き手:平塚市美術館 館長 草薙奈津子
14:00-15:30 場所:ミュージアムホール ※申込不要、先着150名

●学芸員によるギャラリートーク
9月24日(土)、10月8日(土)、11月5日(土)
14:00-15:00 場所:展示室Ⅱ ※申込不要、要観覧券

同時開催
「アーティスト in 湘南Ⅲ 創画会ゆかりの画家たち」
2016年9月24日(土)~11月27日(日)
ホームページ
http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/art-muse/20162005
会場住所
〒254-0073
神奈川県平塚市西八幡1-3-3
交通案内
JR東京駅から東海道線、または新宿駅から湘南新宿ライン(直通)で約1時間。 JR平塚駅から徒歩20分。 または平塚駅東改札口(北口)より神奈川中央交通バス 4番乗り場乗車「美術館入口」または「コンフォール平塚前」下車。 無料駐車場70台。
ホームページ
https://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/art-muse/
神奈川県平塚市西八幡1-3-3
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