タイトル等
秋季特別展(自主企画)
棟方志功―平櫛田中を「先醒」と呼んだ板画家
会場
井原市立田中美術館
会期
2016-09-16~2016-11-06
休催日
月曜日(祝日の場合は開館し、翌日が振替休館)
開催時間
9時~17時
入館は閉館30分前まで
※9月16日(金)は、10時30分より通常開館
観覧料
一 般:700円(560円)
65歳以上:350円(280円)
高校生以下 無料
※( )内は20名以上の団体料金
主催者
井原市立田中美術館
協賛・協力等
共催:山陽新聞社
後援:中国新聞備後本社、読売新聞岡山支局、朝日新聞岡山総局、毎日新聞岡山支局、RSK山陽放送、KSB瀬戸内海放送、RNC西日本放送、TSCテレビせとうち、OHK岡山放送、oniビジョン、FM岡山、FMくらしき、エフエムふくやま、岡山県郷土文化財団、井原市文化協会、井原放送、井原鉄道
助成:芸術文化振興基金
概要
このたび、井原市立田中美術館では秋季特別展「棟方志功―平櫛田中を「先醒」と呼んだ板画家」を開催いたします。
棟方志功(1903~75)は、神仏や自然、文学を題材として、版画の世界に独自の境地を拓いた芸術家です。
若き日の棟方は、はじめゴッホに傾倒して洋画を志しましたが、しだいに「版画こそ日本の芸術である」と確信するようになります。ほとんど独学で版画を学んだ棟方は、《大和し美し》や《勝鬘譜善知鳥版画曼荼羅》などの作品で注目を集め、昭和17年から自作を「板画(はんが)」と称しています。さらに、戦後は数々の国際展に参加して受賞し、「世界のムナカタ」として広く知られました。
棟方が、同じく木を扱う芸術家として尊敬していたのが彫刻家・平櫛田中(1872~1979)です。棟方は平櫛のことを「先醒(せんせい)」と呼び、平櫛も棟方を「自然人」と呼んでお互いの人柄を愛しました。昭和37年、平櫛が文化勲章を受章した際、棟方は自身の代表作《二菩薩釈迦十大弟子》を記念に贈っています。また、平櫛も棟方の個展や画集のために書を揮毫するなど、両者は親しく交流していました。
本展では棟方志功の板画、倭絵(肉筆画)、油彩画、関連作家を加えた100点を超える作品・資料を展観し、棟方芸術の世界を紹介します。さらに本展を通じて、「自然人」と呼ばれた棟方、「先醒」と呼ばれた平櫛の交流に光を当て、ジャンルの異なる二人の芸術家がどのように向き合ったのかをたどります。
イベント情報
■ゲストトーク <申込不要、要入館券>
講師 石井 頼子 氏(棟方志功研究者・棟方志功令孫)
期日 9月16日(金) 10時45分~12時
会場 井原市立田中美術館 特別展展示室

■美術講座 <申込・聴講料不要>
演題 「棟方志功と平櫛田中」
講師 田中 純一朗(本展担当学芸員)
期日 10月1日(土) 13時30分~14時30分
会場 井原市民会館 鏡獅子の間

■学芸員によるギャラリートーク <申込不要、要入館券>
10月15日(土)、10月29日(土)
各回 13時30分~14時30分
展示替え情報
※会期中、一部展示替があります
ホームページ
http://www.city.ibara.okayama.jp/denchu_museum/exhibit/exhibit_history/20160916.html
会場住所
〒715-8601
岡山県井原市井原町315
交通案内
・井原線 井原駅より 徒歩15分

・岡山から JR伯備線(清音乗り換え)~井原線で 井原駅下車
所要時間 約60分

・福山から JR福塩線(神辺乗り換え)~井原線で 井原駅下車
所要時間 約35分~50分

・新幹線ご利用の場合は、JR岡山駅 または 福山駅で下車となります。

・JR笠岡駅前より 井原行バス 駅前通り下車 徒歩5分
所要時間 約30分

・山陽自動車道 笠岡インターより20分
ホームページ
https://www.city.ibara.okayama.jp/denchu_museum/
岡山県井原市井原町315
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