日本伝統工芸展は、わが国に伝わる優れた工芸技術の保護育成をめざし、昭和29年に創立されました。伝統を正しく受け継ぎ、さらに技術を磨き、現代の暮らしに見合った新しい作品を世に送り出そうという趣旨のもと、厳正な審査を通過した作品を全国11会場で展覧しています。
このたびの岡山展では、入選作品全751点の中から、入賞作品の他、重要無形文化財保持者(人間国宝)、審・鑑査委員、特待者、中四国在住者の作品を中心に計277点を展覧します。
会期中には、人間国宝をはじめ、出品作家による列品解説会や工芸作家による子どものための解説会、関連映画の上映など、伝統工芸に親しんでいただくためのプログラムを数多く用意しています。どうぞ、ふるってご参加ください。