タイトル等
瀬戸陶芸協会設立80周年記念展
「名工たちの熱き戦い」
会場
古川美術館 分館爲三郎記念館
会期
2016-10-29~2016-12-18
休催日
月曜日※11/5・6は国民文化祭「聞香会」の会場となるため、記念館のみ11月4日13時から11月6日にかけて臨時休館とさせていただきます。
開催時間
午前10時~午後5時
(最終入館は午後4半)
観覧料
入館料:大人1,000円 / 高・大学生500円 / 小・中学生300円
※古川美術館、分館爲三郎記念館 共通券となります。
主催者
公益財団法人古川知足会
瀬戸陶芸協会
協賛・協力等
協賛
東海東京証券株式会社

後援
愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会、瀬戸市、瀬戸市教育委員会、グリーンシティケーブルテレビ株式会社、スターキャット・ケーブルネットワーク株式会社
概要
千年もの間、やきもの作りを連綿と続けてきた瀬戸では、様々な作家がその時代に合わせ、やきものの発展を願い試行錯誤を繰り返し、現在の一大名産地となりました。18世紀では瀬戸の礎を構築した名工たちが日用品とは異なった陶芸の世界を展開し、明治期には西洋文化が享受され、さらに産業技術の発展が手助けとなり瀬戸は大きく発展します。そうした中、明治中期に、全国でもいち早く陶芸家たちの育成の学校が開校し、昭和には作家たちで構成された陶芸家集団が立ち上がり、発表の場を積極的に設けてきました。そうして現在の日展において工芸部門の設立時には作家の多くが出品し、特に戦後の瀬戸は「日展の瀬戸」といわれるほど、造形性の富んだ作品が生み出されました。
現在、瀬戸の陶芸の中心である瀬戸陶芸協会とは、こうした時代背景のもと藤井達吉の「芸術は産業の母体である」といった理念を軸に発足された設立80周年を迎える歴史ある協会です。協会の活動の中心は、作家個人の技術面の向上もさることながら伝統の上に立つ新しい感性の構築です。こうした研鑽を積む作家たちの技によって協会は現在もなお精力的に活動を続けています。本展では、瀬戸陶芸協会の協力のもと、瀬戸で活躍する作家たちの作品を紹介します。設立80年を記念した展覧会は、今春に瀬戸市美術館を筆頭に、その後東京と巡回し、フィナーレとして爲三郎記念館で開催されます。釉薬、造形、土、窯と様々に研究を続ける作家の熱き戦いをご覧ください。
イベント情報
出品作家によるアーティストトーク
出品作家を代表して瀬戸陶芸協会理事の方々による作品解説です。
日 時 10月29日(土) 加藤圭史、滝川幸志 長江重和
11月19日(土) 梅本孝征 太田公典 亀井幸一 谷口幸二
12月 3日(土) 竹内真吾 田沼春二 水野教雄
12月17日(土) 岩渕幸治 近藤功次 棚橋淳 宮地生成
各日14:00~(60分予定)
参加費 無料(展覧会チケットが別途必要)
会 場 爲三郎記念館邸内

傘寿(さんじゅ)茶会 要予約
瀬戸陶芸協会80年の歴史を改めてご紹介するとともに、瀬戸の陶芸家が作った茶道具と当館所蔵の道具揃えで、瀬戸陶芸の魅力を体感していただきます。瀬戸陶芸協会の理事の加藤唐三郎、加藤令吉、波多野正典が席主を務めます。流派不問。お気軽にどなたでもご参加ください。
日 時 11月3日(木・祝) 1席目10:30~/2席目11:30~/3席目13:30~/4席目14:30~/5席目15:30~
定 員 各席20名(先着順)
参加費 2000円(展覧会チケットが別途必要)
席 主 加藤唐三郎、加藤令吉、波多野正典(五十音順)
会 場 爲三郎記念館邸内 ひさごの間 (座礼)
申込み 電話、フロントにて受付

美術バスツアー 作助窯絵付け体験付 要予約
「瀬戸市美術館服部館長と巡る瀬戸・赤津窯の里巡り」
やきものの里として有名な瀬戸市赤津を瀬戸市美術館館長・服部文孝と巡るツアーです。あわせて加藤作助が当主の作助窯で絵付体験も致します。
日 程 11月24日(木)
定 員 40名(先着順)
参加費 一般9,500円(猿投温泉入泉付)
パスポート会員9,000円(猿投温泉入泉付)
申込み 電話、フロントにて受付
旅行実施 株式会社トラベルコンシェルジュ
愛知県知事登録旅行業2-1286号
※詳細については美術ツアーチラシをご覧ください。
※作品は後日引き渡しとなります。
<当日のスケジュール>
9:00 古川美術館出発→10:00瀬戸美術館到着・見学→11:45昼食(猿投温泉弁当)
→13:00赤津窯の里巡りと作助窯で絵付け体験・工房見学→15:40猿投温泉(休憩・入湯)
→16:40猿投温泉出発→17:30古川美術館着(予定)

ワークショップ「出品作家と器を作ろう!」 要予約
瀬戸市無形文化財保持者である加藤 唐三郎、水野教雄を講師迎え、2種類の作品(皿)を作ります。
日 時 11月27日(日)/12月16日(金) 各日13:00~16:00
講 師 前半 加藤唐三郎/後半 水野教雄 ※各々1時間半(予定)
定 員 各日16名
参加費 3000円(展覧会チケットが別途必要)※作品は後日引き渡しとなります。
会 場 古川美術館 3階会議室
<前半>加藤唐三郎先生指導のもと、素焼き前の皿に文様を彫ったりスタンプして柄を付けます。
<後半>水野教雄先生指導のもと、練り込み技法で市松文様の小皿を作ります。
会場住所
〒464-0066
愛知県名古屋市千種区池下町2丁目50番地
交通案内
【電車ご利用の場合】
地下鉄東山線 池下駅1番出口より東へ徒歩3分
地下鉄東山線 覚王山駅1番出口より西へ徒歩5分

【市バスご利用の場合】池下下車
(金山より)金山11系統/(大森車庫より)幹砂田1系統/(猪高車庫より)池下11系統/(猪子石団地より)茶屋12系統
ホームページ
https://www.furukawa-museum.or.jp/
愛知県名古屋市千種区池下町2丁目50番地
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