タイトル等
鈴木其一
江戸琳派の旗手
クールな朝顔に、秘めた情熱。
会場
サントリー美術館
会期
2016-09-10~2016-10-30
※作品保護のため、会期中展示替を行ないます。
休催日
火曜日
開催時間
10時~18時
金・土および9月18日[日]、9月21日[水]、10月9日[日]は20時まで、10月22日[土]は「六本木アートナイト」のため22時まで開館
※いずれも入館は閉館の30分前まで
観覧料
一般 (当日券) 1,300円 (前売券) 1,100円
大学・高校生 (当日券) 1,000円 (前売券) 800円
◎中学生以下無料
◎団体は20名様以上100円割引

●きもの割/ きものでのご来館で100円割引
●HP割/ ホームページ限定割引券提示で100円割引
●携帯割/ 携帯サイトの割引券画面提示で100円割引
●あとろ割/ 国立新美術館、森美術館の企画展チケット提示で100円割引
※他の割引との併用はできません。

|前売券|
一般のみ
チケットぴあ(Pコード:767-594)、
ローソンチケット(Lコード:35283)、
セブンチケット(セブンコード:046-083)、
イープラスにて 2016・6/29~9/9販売。
※サントリー美術館受付での前売券販売は6/29~8/28の開館日に限る。
主催者
サントリー美術館、読売新聞社
協賛・協力等
協賛:三井不動産、光村印刷、サントリーホールディングス
サントリーホールディングス株式会社は公益財団法人サントリー芸術財団のすべての活動を応援しています。
概要
琳派の真打、其一登場。
●待望の展覧会、ついに開催

鈴木其一 (すずき きいつ)(1796~1858)は、琳派様式を江戸で再興した酒井抱一(さかい ほういつ)(1761~1828)の最も優れた弟子として知られます。その画風は琳派の華麗な伝統を継承しながらも、鮮やかな色彩対比や、ゆたかなデザイン性など、現代にも通じる斬新さにあふれており、近年、とくに注目を集めている存在です。国内外から其一の代表作品がかつてない規模で一堂に揃うこの展覧会は、其一の知られざる画業の全貌に迫る貴重な機会となります。
琳派は、江戸初期の本阿弥光悦 (ほんあみ こうえつ) や俵屋宗達 (たわらや そうたつ)、江戸中期ごろに活躍した尾形光琳 (おがた こうりん)、尾形乾山 (けんざん) により確立されました。光琳活躍期の約100年後に、江戸の地で琳派の再興を図ったのが酒井抱一です。若くして抱一に入門した其一は、早々と頭角を現わし、信任を得ました。文政11年(1828)に抱一が没して以降は、次第に師風を超え、幕末期にかけて大きく変容を遂げます。其一の作品には琳派の枠組みを超えて、18世紀に京都で活躍した円山応挙 (まるやま おうきょ) の影響が指摘され、同時代に江戸を生きた葛飾北斎 (かつしか ほくさい) や歌川国芳 (うたがわ くによし) の画風とも響き合う独自の造形感覚がうかがわれます。さらに其一は息子・守一 (しゅいつ) や多くの弟子を育成して、近代から現代まで続く琳派様式の継承をうながし、まさに江戸琳派の旗手として目覚ましい活躍をみせました。

日本での公開は12年ぶりとなる《朝顔図屛風》(アメリカ・メトロポリタン美術館)は東京会場のみで全期間展示されます。その色彩の鮮烈さ。その構図のいさぎよいまでの大胆さ。伝統文化の雅なエッセンスを取り込んだ琳派様式に、黒船来航に象徴される日本の変革期ならではの先鋭な時代感覚を反映して、よどむところのない其一の絵筆が金地の大画面に冴えわたります。其一のいくつもの傑作に直に触れられる稀有な機会をぜひお見逃しなく。
イベント情報
● 展覧会関連プログラム (事前申込制)
記念講演会「鈴木其一 ブレイク! 江戸琳派」
講師:岡野智子氏 (細見美術館 上席研究員)
10月16日(日) 14時~15時30分
会場:6階ホール
対象:一般
定員:100名
聴講料:700円 (別途要入館料)
応募締切:9月25日(日)
※当館ホームページよりお申込ください。応募多数の場合は抽選、結果は当選者のみにお知らせします。

● レクチャー (事前申込不要、参加無料 [別途要入館料])
◎ 見どころトーク
[スライドを使った学芸員による展示解説 / 約30分]
9月19日(月・祝)・10月10日(月・祝) 各日 11時~、14時~
会場:6階ホール
対象:一般
定員:各回80名

◎ フレンドリートーク
[スライドを使ったこどもから大人まで楽しめるやさしい展示解説 / 約20分]
毎週土曜日 (9/10・17・24、10/1・8・15・29)
※10/22をのぞく。10/23 (日)に振り替え開催。
各日 11時~、13時~、15時~
会場:1階レクチャールーム
定員:各回30名

◎ 体験型ミニレクチャー
「はじめてひらく 美のとびら」シリーズ ‖屛風の巻‖
[スライドやレプリカなどを使った初心者向けレクチャー / 約30分]
9月18日(日)・23 (金)、10月2日(日)、9 (日)、21 (金)
各日 11時~、13時~、15時~
※10/21 (金)のみ 17時~、19時~ 追加開催
会場:6階ホール
定員:各回40名 (当日整理券配布)

【点茶席 (お抹茶と季節のお菓子)】
9月15日(木)・22 (木・祝)・29 (木)、10月13日(木)・27 (木)
11時30分~17時30分 (入室は17時まで)
※13時、14時、15時にはお点前があります。
会場:6階茶室「玄鳥庵」
1,000円 (別途要入館料)
1日限定50名 (当日先着順)
※点茶券は当日10時より3階受付にて販売 (予約不可、お1人様2枚まで)


六本木アートナイト2016
8年目を迎える「六本木アートナイト2016」。六本木を舞台にしたアートの饗宴をぜひお楽しみください。
公式サイト http://www.roppongiartnight.com
●10月22日(土)はアートナイト割引で入館料 500円(一般・大学・高校共通)、22時まで開館延長(21時30分最終入館) ※その他イベント詳細は、2016年9月下旬頃当館ホームページでお知らせします。
展示替え情報
作品保護のため、会期中展示替を行ないます。
展示の詳細はホームページをご確認ください。
ホームページ
http://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2016_4/index.html
会場住所
〒107-8643
東京都港区赤坂9-7-4 六本木・東京ミッドタウン ガレリア3階
交通案内
[東京ミッドタウンまでの交通案内]

地下鉄をご利用の場合

○都営地下鉄 大江戸線 六本木駅 出口8より直結

○東京メトロ 日比谷線 六本木駅より地下通路にて直結

○東京メトロ 千代田線 乃木坂駅 出口3より徒歩約3分

バスをご利用の場合

都営バス (渋谷発)
都01 「六本木駅前」下車 徒歩約2分

ちぃバス (赤坂ルート/田町ルート)
「六本木七丁目」、「檜町公園」下車 徒歩約1分
ホームページ
http://suntory.jp/SMA/
会場問合せ先
Tel 03-3479-8600
東京都港区赤坂9-7-4 六本木・東京ミッドタウン ガレリア3階
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