タイトル等
伊豆市所蔵近代日本画コレクション展
大観・靫彦 (ゆきひこ)・龍子 (りゅうし) らと修善寺
会場
静岡市美術館
会期
2016-06-07~2016-07-10
休催日
毎週月曜日
開催時間
10時~19時
入場は閉館の30分前まで
観覧料
一般 1000(800)円、大高生・70歳以上 700(500)円、中学生以下無料
*( )内は前売および当日に限り20名以上の団体料金 *障害者手帳等をご持参の方および介助者原則1名は無料

■前売券:4月28日(木)から6月6日(月)まで販売
静岡市美術館、チケットぴあ[Pコード 767-430]、ローソンチケット[Lコード 41887]、セブンチケット[セブンコード 044-594]、谷島屋呉服町本店、谷島屋マークイズ静岡店、戸田書店静岡本店、戸田書店城北店、江崎書店パルシェ店、MARUZEN&ジュンク堂書店新静岡店
主催者
静岡市、静岡市美術館 指定管理者(公財)静岡市文化振興財団、静岡新聞社・静岡放送
協賛・協力等
後援:静岡市教育委員会、静岡県教育委員会
特別協力:伊豆市、伊豆市教育委員会、福地山修禅寺、新井旅館
助成:芸術文化振興基金
概要
弘法大師・空海が開創した福地山修禅寺一帯は、風光明媚な温泉場として栄えてきました。とりわけ近代以降、夏目漱石「修善寺の大患」、岡本綺堂「修禅寺物語」で有名な修善寺温泉には、多くの文学者や俳優他の文化人が訪れました。
そんな中、東京で学問を修め、芸術に造詣の深い相原寛太郎【かんたろう】(号:沐芳【もくほう】)は、明治30年代半ばに新井旅館の娘、相原つると結婚し、三代目主人となりますが、美術への思い捨て難く、多くの画家達と交流しました。中でも安田靫彦【ゆきひこ】との関わりは強く、靫彦が病気療養のため修善寺で過ごした明治40 年頃から、靫彦の先輩格の横山大観、菱田春草【しゅんそう】、同世代の今村紫紅【しこう】、小林古径【こけい】、前田青邨【せいそん】ら新しい日本画を追求した仲間が同館に滞在するようになります。また自ら日本美術院賛助会をはじめ後援会に加入して画家達をささえ、昭和5年の大観らの渡欧壮行会では美術院同人が新井旅館に大勢集まりました。
彼らはまた、福地山修禅寺第38代住職で書画の嗜みのある丘球学【おかきゅうがく】とも親交がありました。球学は「新井旅館」看板を揮毫したり、靫彦作品を模しています。さらに、修禅寺の檀家となり、宝物殿天井画を描いた川端龍子【りゅうし】の存在も見逃せません。
本展では、現在伊豆市が所蔵する日本画コレクションの多くが、福地山修禅寺を中心に開花した修善寺温泉の歴史的風土、文化的土壌を背負っていることを改めて紹介するものです。沐芳が支えた若き画家達の清々とした作品をお楽しみください。
イベント情報
しずびチビッこプログラム
小さな子ども達のためのアート体験プログラム。
保護者の方は展覧会(今回は「伊豆市所蔵近代日本画コレクション展 大観・靫彦・龍子らと修善寺」)をご覧ください。
[日時]
2016年6月11日(土) ①10:30~12:00 ②14:00~15:30
[対象]
2歳以上の未就学児 各回10名 (応募者多数の場合抽選)
[会場]
静岡市美術館 ワークショップ室
[参加料]
子ども1人につき500円 ※保護者は要観覧券
[申込]
HP申込フォームまたは官製はがきにて
【2016年5月27日(金)必着】
<官製はがきへの記載事項>
①保護者の氏名
②住所
③電話番号(緊急連絡先)
④子どもとの続柄
⑤子どもの名前・性別・年齢(月齢まで)をそれぞれ人数分
⑥希望時間帯 (①10:30~12:00 ②14:00~15:30のいずれか)
を明記の上、
【〒420-0852 静岡市葵区紺屋町17-1葵タワー3階 静岡市美術館】
までお送りください。

講演会「修善寺と安田靫彦」
安田靫彦(やすだゆきひこ)、横山大観ら日本画家を支えた修善寺温泉の新井旅館の主人・相原沐芳(あいはらもくほう)や、修禅寺の僧など、画家とパトロンの交流に関する講演会です。
[日時]
2016年6月12日(日) 14:00~15:30 (開場13:30)
[講師]
久野幸子氏 (東海大学非常勤講師)
[会場]
当館多目的室
[参加料]
無料
[定員]
70名 (応募多数の場合は抽選)
[申込]
HP申込フォームまたは往復はがきにてお申込みください。一件につき4名様まで申込可能。
【5月27日(金)必着。応募者多数の場合は抽選】
<往復はがきでのお申込み方法>
※返信用はがきに宛先をご記入ください。
①催事名、催事日
②氏名(参加人数分)
③年齢(参加人数分)
④住所(郵便番号から)
⑤電話番号
をご記入の上、
【〒420-0852 静岡市葵区紺屋町17-1 葵タワー3階 静岡市美術館】へお送りください。
※抽選の如何にかかわらず結果は通知いたします。

学芸員のギャラリートーク/この一点をとことん語る
学芸員が展覧会の見どころとなる作品について語ります。
[日時]
2016年6月18日(土)、25日(土) 14:00~ (40分程度)
[参加料]
無料 (要観覧券)
[申込]
事前申込不要。当日直接会場へお越しください。
ホームページ
http://www.shizubi.jp/exhibition/future_160607.php
会場住所
〒420-0852
静岡県静岡市葵区紺屋町17-1 葵タワー3階
交通案内
○ 電車
JR 静岡駅北口より 地下道を利用して徒歩3分
静岡鉄道 新静岡駅より 徒歩5分

○ 新幹線
東京駅・名古屋駅から 東海道新幹線ひかり号で約1時間
新大阪駅から 東海道新幹線ひかり号で約2時間

○ 車
東名 静岡ICより 約15分
※お車でお越しの際は、近隣の駐車場をご利用ください。

○ 空路
富士山静岡空港より 静鉄バス(静岡エアポートライナー)で約1時間
ホームページ
https://www.shizubi.jp/
静岡県静岡市葵区紺屋町17-1 葵タワー3階
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