タイトル等
平成28年度 爲三郎記念館 特別企画 竹田耕三追悼展
有松絞りを世界へ
会場
古川美術館分館爲三郎記念館
会期
2016-06-11~2016-08-07
前期:6月11日(土)~7月10日(日)
後期:7月12日(火)~8月7日(日)
休催日
月曜日
※但し7月18日(月・祝)開館、翌19日休館
開催時間
午前10時~午後5時
入館は午後4時30分まで
観覧料
2館入館券 ※割引券の併用はできません。
大人 1,000円 高・大学生 500円 小・中学生 300円
※古川美術館、分館爲三郎記念館 共通券となります。
■土曜日及び夏休み期間は小・中学生 入館料無料 ■各種割引あり

チケットぴあ前売販売
◎販売期間:4月12日(火)~8月7日(日) ◎Pコード:767-523
主催者
公益財団法人古川知足会
協賛・協力等
協力
株式会社竹田嘉兵衛商店 特定非営利活動法人コンソーシアム有松鳴海絞
後援
愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会 一般財団法人民族衣裳文化普及協会 スターキャット・ケーブルネットワーク株式会社
あいちトリエンナーレ2016パートナーシップ事業
概要
有松絞りは、江戸時代に東海道沿いの宿場間の宿「有松」に生まれた産業であり、世界の絞り技法の7割が有松で考案されるなど世界に誇る日本の文化です。有松絞りの創始者である竹田庄九郎の流れをくむ竹田嘉兵衛商店の旧家に生まれ、有松絞り研究家であった竹田耕三は、有松絞りの伝統技術を後世に伝えるほか、その類稀なる華麗な技術を世界へと発信し、その可能性を幅広いジャンルで発揮してきました。明治以降、時代の発展に伴い、染色の世界では化学染料が使われてきました。しかし、竹田耕三は古代より日本で使用されてきた本藍による染色にこだわり、有松においてその技術を復活させ、絞りの職人と協力しながら現代的な意匠の作品を世に残してきました。
こうした竹田耕三の軌跡は様々な作家とのコラボレート作品からもうかがえます。
本展では、染色の歴史研究にも力を注いだ竹田耕三が収集した史料など竹田耕三の作品を通じ、有松絞りの美しさ、ジャンルを超えたコラボレートから生まれる絞りの新しい可能性など氏が求めた絞りの世界を紹介します。絞りの研究に一生をささげた竹田耕三の軌跡をたどります。
イベント情報
■ 有松絞り講演会
有松の未来~重要伝統的建造物群保存地区へ (要予約)
伝統的建造物群保存地区となった有松。そこに住み、家業を営み、支えてきた方々の今と未来に密着します。
日時| 7月3日(日) 14:00~15:30
パネリスト| 竹田嘉兵衛 (株式会社竹田嘉兵衛商店 代表取締役社長)
服部 豊 (有松まちづくりの会 会長)
成田 治 (あないびとの会 会長)
司会| 家田崇 (南山大学 法学部 教授)
参加費| 500円(別途展覧会チケット必要)
会場| ルブラ王山 葵の間
このイベントにご参加の方は、2館入館券(一般)が800円になります。

■ 「SHBORIショーと音楽の祭典」 (要予約)
有松絞り研究家、竹田耕三の遺作を使ったファッションショーです。竹田耕三と交流の深かった中国琵琶奏者・宗ティンティンのミニコンサートを開催します。
日時| 7月2日(土) 18:00~ (75分程度)
演奏者| 宗ティンティン (中国琵琶奏者)
定員| 60名 (先着順)
参加費| 一般 3,500円(呈茶付、展覧会チケット付) / パスポート会員 3,000円(呈茶付)
会場| 爲三郎記念館
協力| 泉水きものインスティチュート・有限会社 本藍染矢野工場

■ ワークショップ
「絞りの日傘作りに挑戦!!」 (要予約)
これからの季節にピッタリな自分だけの日傘を作りませんか?
日時| 7月9日(土) 午前10:00~12:00 / 午後14:00~16:00
定員| 各16名
参加費| 5,000円 (展覧会チケットが別途必要)
会場| 古川美術館 3階会議室
協力| 有限会社 絞染色久野染工場
※汚れてもかまわない服装でエプロン持参のうえご参加下さい。
このイベントにご参加の方は、2館入館券(一般)が800円になります。

■ 染色工場見学付有松美術ツアー
「竹田嘉兵衛商店で有松絞りに挑戦しよう!!」 (要予約)
有松の歴史ある街並みを楽しみながら、
日時| 7月15日(金) 集合9:00~17:30 (受付開始8:45)
定員| 30名
参加費| 一般 8,500円 / パスポート会員 8,000円(絞染体験・お弁当代・入泉代込)
<当日のスケジュール>
古川美術館 》 有松・竹田嘉兵衛商店(ストール作り・抹茶と和菓子) 久野染工場(染色工場見学・染色体験) 》 猿投温泉(入泉・休憩) 》 古川美術館
※昼食は竹田嘉兵衛商店で猿投温泉お弁当をお楽しみください。

七夕ウィークイベント
6月28日(火)~7月10日(日)
笹飾りを館内に設え皆様をお迎えいたします。
また、爲三郎記念館夜間イベントを始め、様々なイベントを行います。

■ 夏越 (なごし) 茶会 (要予約)
爲三郎記念館でこれまでの穢れを祓い、残りの半年の無病息災を願う夏越をテーマにした茶会を開催します。
日時| 6月30日(木)
一席目 10:30~ / 二席目 11:30~ / 三席目 13:30~
四席目 14:30~ / 五席目 15:30~
定員| 各18名 (先着順)
参加費| 1.000円 (展覧会チケットが別途必要)
会場| 爲三郎記念館 大桐の間
このイベントにご参加の方は、2館入館券(一般)が800円になります。

■ 夜間特別開館 文学と落語の夕べ (要予約)
「幽霊は美人に限る?!~爲三郎記念館で味わう、お岩・お菊・お露の物語」
夏の夜、小説家・奥山景布子のお話と桂弥太郎の落語で、三大怪談(四谷怪談(お岩)、皿屋敷(お菊)、牡丹灯籠(お露))をお楽しみ下さい。
日時| 7月1日(金) 18:30~20:00 (受付開始17:30)
内容|
第一部…文学講座 小説家・奥山景布子 (文学博士)
第二部…落語 落語家・桂弥太郎
※落語の演目は当日のお楽しみです!!
参加費| 一般 2,500円(呈茶付、展覧会チケット付) / パスポート会員 2,000円(呈茶付)
会場| 爲三郎記念館
会場住所
〒464-0066
愛知県名古屋市千種区池下町2丁目50番地
交通案内
【電車ご利用の場合】
地下鉄東山線 池下駅1番出口より東へ徒歩3分
地下鉄東山線 覚王山駅1番出口より西へ徒歩5分

【市バスご利用の場合】池下下車
(金山より)金山11系統/(大森車庫より)幹砂田1系統/(猪高車庫より)池下11系統/(猪子石団地より)茶屋12系統
ホームページ
https://www.furukawa-museum.or.jp/
愛知県名古屋市千種区池下町2丁目50番地
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