縄文土器は、大昔の生活の道具としてよく知られています。朝霞市周辺にも数多くの縄文時代の生活跡が残っています。たとえば、魚や貝などの食料のごみを捨てた跡の貝塚、たくさんの住宅が建てられた村の跡などです。このことから朝霞市周辺は、縄文時代にも多くの人々が暮らした、環境の良い場所であったことがわかります。
これらの遺跡から出土する縄文土器は、いろいろな模様や形を持ち、私たちに様々な歴史の息吹を感じさせます。
そこで今回の企画展では、このような縄文土器の一端を垣間見ていただければと思い、市内外の様々な資料を幅広くご紹介いたします。