オーストリア・ハプスブルク家のコレクションを基礎としたウィーン美術史美術館所蔵の絵画70点により、美術の歴史のなかで、どのような過程を経て「風景画」が誕生したのかをたどる展覧会です。15世紀以降、当初は聖書や神話の物語の背景として描かれた風景表現が徐々にその比重を増してゆき、さらに17世紀には風景画がどのような展開を遂げたのかをご覧いただきます。「最初の風景画家」と呼ばれるパティニールのほか、ティツィアーノ、カナレットなど巨匠たちの名作を紹介します。
This exhibition is organized in Collaboration with the Kunsthistorisches Museum Wien.