タイトル等
生誕140年
河野浅八写真展
会場
宇城市不知火美術館
会期
2016-04-19~2016-06-05
休催日
4月25日(月)、5月2日(月)、9日(月)、16日(月)、23日(月)、30日(月)
開催時間
10:00~18:00
火曜~金曜 10:00~18:00
土・日・祝日 10:00~17:00
※入館は閉館の30分前まで
観覧料
大人 300円、大高生 200円、中学生以下無料
※団体2割引
主催者
宇城市不知火美術館、宇城市教育委員会
概要
昭和初期に活躍した宇城市出身の写真家、河野浅八の作品をご紹介します。河野は、1876年熊本県宇土郡大見村(現宇城市不知火町大見)に生まれました。21歳で単身渡米し、ロサンゼルスで写真材料店を営みながら写真技術を学びました。写真展に出品するようになると、アメリカのみならず、イギリス、フランスなど各国の展覧会でも受賞を重ねます。当時のニューヨークタイムズ紙には、世界の写真家と並んで河野の作品が紹介されており、その華々しい受賞歴がうかがえます。なかでも、1932年、放射状に広がる蓮を写した「Pond Fantasy」がイギリスのロイヤルサロンで第1席に選ばれ、高い評価を受けました。1934年に帰郷した後は、在熊の写真家に熱望されて後進の指導にあたり、66歳でその生涯を閉じました。
河野の写真の魅力のひとつは、整然とした画面の中にも明暗のグラデーションが非常に豊かで心象的な表情が伝わることです。作品の多くは風景写真ですが、絶妙な構図に、光と影が生み出す形の面白さが加わり、どれも見る人を惹きつけてやみません。
今回の展覧会では、河野自身が焼き付けたオリジナルプリント約50点と、残されたネガをデジタル画像処理して仕上げた作品数点を展示します。
イベント情報
講演会
「私がみた大見の浅八」
小崎さんは、河野浅八が残したネガフィルムのデジタル処理作業をしてくださった方です。同じ大見出身で、小さい頃には河野に写真を撮ってもらったこともあるそうです。
当時のエピソードや作業の裏話などをお聞きします。
[日時] 平成28年 4月23日(土) 14時~15時
[場所] 美術館アトリエ
[講師] 小崎宇一 (写真家)
[定員] 50名(先着順) ※聴講無料

ワークショップ
「アート×サイエンス! カメラを使わずに 光と水で写真をとろう」
特殊な感光紙を使って、美しいブルーの単色写真を撮ります。あなたの宝物を素敵な1枚に残しませんか。
[日時] 平成28年 5月1日(日)、5月15日(日) 14時~15時
[場所] 美術館アトリエ
[参加費] 無料
[定員] 10名 (事前予約制) ※空きがある場合のみ、当日受付も可。
※撮影したいものがある人は持参してください。(手の平サイズまで) もちろんなくても大丈夫です。
会場住所
〒869-0552
熊本県宇城市不知火町高良2352
交通案内
JR: 松橋駅下車、徒歩8分。 駅から右、線路沿いを南へ。2つ目の踏切を渡り50m進むと左に国道266号線下の小さいトンネル。それを潜ると美術館。

バス: 松合経由三角行き 宇城市役所不知火支所前下車 (1日9便)

車: 九州自動車道 松橋インターより 天草・三角方面へ4㎞
ホームページ
http://www.city.uki.kumamoto.jp/
熊本県宇城市不知火町高良2352
Webcat plus 展覧会タイトル等から関連資料を連想検索