タイトル等
画家の詩、詩人の絵
絵は詩のごとく、詩は絵のごとく
会場
足利市立美術館
会期
2016-04-09~2016-06-12
休催日
月曜日(ただし5月2日は開館)、5月6日(金)
開催時間
午前10時~午後6時
入館は午後5時30分まで
観覧料
一般 700(560)円、高校・大学生 500(400)円、中学生以下無料
*( )内は20名以上の団体料金 *6月12日(日)は「栃木県民の日」協賛で観覧無料となります。 *障がい者手帳をお持ちの方は、観覧料が免除になります。 *「いきいきパスポート」をお持ちの方、および両毛広域都市圏内にお住まいの65歳以上の方は無料です(住所・年齢を証明できるものをご提示ください)。 *第3日曜日「家庭の日」(4月17日、5月15日)は、中学生以下のお子さまを同伴のご家族は無料となります。
主催者
足利市立美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会
協賛・協力等
協力=神奈川県立神奈川近代文学館、(公財)神奈川文学振興会、(公財)足利市みどりと文化・スポーツ財団、東武鉄道(株)
協賛:ライオン、清水建設、大日本印刷、損保ジャパン日本興亜、日本テレビ放送網
概要
詩人と画家、
それはふたつの人種ではない。
二人はある日、どこかで出会ったのだが、
あとから確かめるすべもなく
ふたつが、ひとつのもののなかで出会う。

これは瀧口修造の詩です。瀧口は画家と詩人は本来ひとつだと言っています。彼らは、表現方法は異なりますが、自身の意や情にかたちを与えるべく、やみがたい思いに駆られている点ではひとつなのです。ときとして絵の果てに言葉が、言葉の果てに絵が顕れ、画家は詩を、詩人は絵を手がけました。それは、言葉でしか、あるいは絵でしか表現できないものと彼らが出会ったことによります。このとき画家は自身の内に詩人を、詩人は画家を見出します。本展はそのような画家と詩人の展覧会です。
そもそも画家と詩人を分けること自体、便宜的なことなのかもしれません。古来、「絵は黙せる詩、詩は語る絵」といわれてきました。ときに絵は詩のように語りかけ、詩は絵のような豊かな色彩とかたちをありありと提示します。もとより日本には文人画の伝統があり、絵画と詩の分ちがたい表現こそ、その独自性を表していると言えるでしょう。今後、詩と絵は越境し、ともども新たな境地を開いていくと思われます。
本展は、明治から現代までの画家と詩人の詩と絵を一堂にあつめ、彼らの絵と詩は、けっして一方が他方を補足するものではないという観点から見直す試みです。
「ひとつのもののなかで出会う」画家と詩人の詩と絵をご覧ください。
イベント情報
講演会
宮沢和樹氏 (林風舎代表取締役)
「祖父 清六から聞いた 兄 宮沢賢治 ―絵画について―」
日時:4月9日(土) 午後2時より
会場:足利市立美術館多目的ホール
定員:60名

吉増剛造氏 (詩人)
「“たったいま性”について」
(聞き手 当館学芸員)
日時:4月24日(日) 午後2時より
会場:足利市立美術館多目的ホール
定員:60名

*いずれも参加無料です。参加ご希望の方は電話(0284-43-3131)でお申込みください。定員になり次第締め切らせていただきます。
*展覧会観覧の場合は別途観覧料(高校生以上)が必要となります。

学芸員によるギャラリートーク
日時:5月4日(水・祝)、6月5日(日) 午後2時より
*参加ご希望の方は当日午後2時に美術館入口受付までお集まりください。
*参加は無料ですが、観覧料(高校生以上)が必要です。

対話型観賞の会「作品の声を聴こう」
日時:4月17日(日)、5月8日(日) 各日午後2時より
対話型鑑賞とは、一点の作品を、美術の知識にたよらず自由に観て、その感想をみんなで話し合いながら作品の理解を深める鑑賞方です。展示室で出品作品をもとに、ファシリテーター(司会役)が参加者に質問をしながら対話を進めます。
対象:4/17 小学生、5/8 中学生~一般
*各日 定員15名
*参加ご希望の方は電話(0284-43-3131)でお申込みください。定員になり次第締め切らせていただきます。
*参加は無料ですが、観覧券(高校生以上)が必要です。
協力:あしかが対話型鑑賞の会
会場住所
〒326-0814
栃木県足利市通2-14-7
交通案内
電車:
JR両毛線「足利駅」・東武伊勢崎線「足利市駅」下車 徒歩10分
バス:
足利市生活路線バス「美術館前」下車
車:
北関東自動車道「足利I.C.」より15分、「太田・桐生I.C.」より20分
東北自動車道「佐野・藤岡I.C.」より40分
ホームページ
http://www.watv.ne.jp/~ashi-bi/
栃木県足利市通2-14-7
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