タイトル等
生誕200年記念
伊豆の長八
―幕末・明治の空前絶後の鏝絵師
会場
武蔵野市立吉祥寺美術館
会期
2015-09-05~2015-10-18
休催日
9月30日[水]
開催時間
10:00~19:30
観覧料
100円
※小学生以下・65歳以上・障がい者の方は無料
主催者
武蔵野市立吉祥寺美術館
伊豆の長八生誕200年祭実行委員会
協賛・協力等
後援・協力
一般社団法人 日本左官業組合連合会
監修・協力
掛川市ステンドグラス美術館館長 日比野秀男
東京都立城東職業能力開発センター 斎藤金次郎
静岡文化財研究所所長 西尾太加二
概要
都内ではじめての伊豆 (いず) の長八 (ちょうはち) 展!

伊豆の長八(本名:入江長八 1815-1889)は、幕末明治前期の江戸/東京で活躍した伊豆・松崎出身の左官です。漆喰 (しっくい) 壁に鏝 (こて) を使った浮彫と彩色を施した装飾は「鏝絵 (こてえ)」と呼ばれ、長八はその随一の技をもって建築・調度・塗額などの上に傑作をつくり上げていきました。長八の鏝絵は「前代未聞」といわれ、浅草における見世物や、明治10年の第1回内国勧業博覧会でも衆目を集めます。
しかし、つげ義春がマンガ「長八の宿」(『ガロ』1968年1月号)に描いたように、故郷・松崎周辺では長八作品の保存が進められてきた一方、彼が躍動した江戸/東京の町からは、かつて存在したはずの数々の鏝絵や漆喰細工とともに長八の記憶の多くが失われていきました。
長八生誕200年を記念し、松崎を中心とする静岡県内や関東近郊の寺院・個人宅に伝えられた貴重な鏝絵や漆喰細工約50点が集まる本展は、長八の超絶的な鏝さばきとユーモラスな発想に投げかけられた人々の驚きと笑いが、ここ東京において、再び呼びおこされる機会となることでしょう。
鏝絵のほか、長八の卓越した画技を知らしめる絵画作品、独特のリアリズムから生み出された異彩を放つ塑像類も注目の展示品です。
初公開となるものも含め、長八作品がこれだけ集結するのは今回がはじめて。生真面目さとあやしさを併せ持つ長八の世界を、存分にお楽しみください。
イベント情報
*詳細・最新情報は美術館HPをご確認ください
(会場はすべて武蔵野市立吉祥寺美術館音楽室)

ワークショップ 漆喰鏝絵制作体験
鏝を使って漆喰のレリーフをつくります! 長八の技にチャレンジ!
2015年9月12日(土) *申込期限:9月7日(月)必着
(1)10:30~12:30 (2)14:30~16:30
参加費| 1000円
対象| 中学生以上
定員| 各回10名

ワークショップ 光る泥団子づくり
漆喰を磨いてピカピカのカラーボールをつくります!
2015年9月13日(日) *申込期限:9月7日(月)必着
2015年10月3日(土) *申込期限:9月21日(月)必着
各日とも
(1)10:00~11:30 (2)12:30~14:00 (3)15:00~16:30
参加費| 1500円
対象| 小学生以上
定員| 各回15名

ワークショップ申込方法
各申込期限までに、はがき・FAX・メールのいずれかに
①希望ワークショップ名(日にち・希望時間を明記) ②住所 ③電話番号 ④メールアドレス ⑤氏名 ⑥年齢 を明記の上、吉祥寺美術館まで。美術館窓口での申込も可。応募者多数の場合抽選とし、結果は全員に郵送。

講演会「圬 (こて) を使う者―伊豆の長八と明治の東京」
2015年9月26日(土) 14:00~15:30 (終了時刻は予定)
講師:木下直之 (東京大学教授・文化資源学)
定員:90名 (要申込・先着順)
申込方法:9月5日(土) 10:00より
電話または美術館窓口にて (定員に達し次第締切)

問合・イベント申込
Tel.0422-22-0385
Fax.0422-22-0386
Mail (ワークショップ申込専用)
museum-ws@musashino-culture.or.jp
ホームページ
http://www.musashino-culture.or.jp/a_museum/exhibitioninfo/2015/07/200.html
会場住所
〒180-0004
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-8-16 FFビル(コピス吉祥寺A館)7階
交通案内
JR中央線、京王井の頭線「吉祥寺駅」下車徒歩約3分。
美術館専用の駐車場はありません。
ホームページ
https://www.musashino.or.jp/museum/
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-8-16 FFビル(コピス吉祥寺A館)7階
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