タイトル等
開館20周年記念
植草甚一スクラップ・ブック
会場
世田谷文学館
会期
2015-04-25~2015-07-05
休催日
月曜日 ※ただし5月4日(月・祝)は開館し、5月7日(木)は休館
開催時間
10:00~18:00
※ただし6月27日(土)は20:00まで延長。
展覧会入場、ミュージアムショップの営業は閉館の30分前まで。
観覧料
一般 800(640)円 65歳以上、高校・大学生 600(480)円 障害者手帳をお持ちの方 400(320)円 小・中学生 300(240)円
※( )内は20名以上の団体料金 ※4月25日(土)、6月6日(土)は開館20周年記念無料観覧日 ※5月1日(金)は65歳以上無料
主催者
公益財団法人せたがや文化財団 世田谷文学館
協賛・協力等
後援 世田谷区、世田谷区教育委員会
概要
外国の映画・文学・音楽に精通し、各分野の新人・新作・新傾向を独自の視点で取り上げた植草甚一(1908~1979)は、専門家や好事家だけでなく一般読者の興味も喚起するような、独特な語り口をもった文筆家でした。

1948年に東宝を退社したのち本格化させた文筆業の領域は、映画、ミステリーにはじまり、モダン・ジャズ、カウンター・カルチャーなどへと、ジャンルレスに広がっていきました。本人は「雑学」と呼んだ海外の幅広い文化の紹介者となった植草甚一は、1960年代後半から70年代にかけ、団塊の世代の若者から熱烈な支持を集めることとなります。
また、その文体も初期の評論から変化し、1960年代には植草流とも呼ぶべき特異なスタイルを築きました。終生買い続けた大量の洋書・洋雑誌、そして都市の散歩の中から切り取られた事象が、独特な意識の流れによってつながれていく文章は、植草甚一のもう一つの側面、コラージュの名人としての手際にも一脈相通ずるところがあるといえるでしょう。

植草甚一の没後、4万冊を超える蔵書は古書店が買い取るなどして整理され、その他の遺品も、展示即売会が催され鉛筆一本に至るまでファンの手に渡りました。
しかし、2007年に当館で「植草甚一 マイ・フェイヴァリット・シングス」展を開催したことを一つの契機として、ご遺族や関係者から関連する品々をご寄贈いただき、さらに2013年には、かつて出版社の倉庫に保管されていた大量の品を、ご遺族よりご寄贈いただきました。スクラップ・ブックやノート約240点、草稿や原稿約50点、日記約30点を含む当館の植草甚一関連コレクションは、図書・雑誌、写真類も加えると、総数1,200点以上になります。

本展は、<映画><文学><音楽><コラージュ><雑学><ニューヨーク><ライフスタイル>のカテゴリーに分けて主要コレクションを披露する、過去最大規模の展覧会です。1930年代のスクラップ・ブックから晩年のノートにいたるまで、日々の営みから生まれた品々を通じ、散歩や買い物や「勉強」を生涯一貫して徹底的に楽しんだ、植草甚一の独創的な生き方に迫ります。植草甚一についての立体的なスクラップ・ブックともいえる本展に、どうぞご期待ください
イベント情報
(1) 三歩屋 (さんぽや)
植草甚一は晩年、4万冊を超える蔵書を元にして、下北沢に古書店「三歩屋」を開くことを構想していました。実現しなかったこの幻の店のイメージを展示室内に再現し、植草甚一が書中で取り上げた本の数々を紹介します。(観覧には展覧会チケットが必要です)
ディレクション:TOKYO PISTOL + book pick orchestra

(2) ブック・トーク
「植草甚一と金曜日の本」
植草甚一を敬愛するクラフト・エヴィング商會のお二人に、植草甚一の本や関連する本について語っていただきます。
出演:クラフト・エヴィング商會 (吉田篤弘・吉田浩美)
日時:6月13日(土) 15:00~16:30
会場:世田谷文学館1階 文学サロン
定員:150名
料金:500円
申込締切 5月30日 (必着)

(3) レコード・トーク
「植草甚一が聴いたジャズ」
1960年代からジャズ喫茶「DIG」・ジャズバー「DUG」を営み、植草甚一と親しく交流されていた中平穂積氏をお招きして、レコードを聴きながら、思い出やエピソードを語っていただきます。
出演:中平穂積 (ジャズ写真家・「DUG」オーナー)
日時:6月20日(土) 18:00~19:30
会場:世田谷文学館1階 文学サロン
定員:150名
料金:500円
申込締切 6月6日 (必着)

(2)と(3)のイベントは、各締切日までに往復ハガキ(1イベントにつき1枚)に ①イベント名、②参加者名(3名まで連名可)、③代表者の住所・電話番号 を明記のうえ、世田谷文学館「植草甚一展」係へお申し込みください。返信用にも代表者の住所・氏名をご記入ください。応募者多数の場合は抽選となります。結果は締切後、返信ハガキでお知らせします。

20祭 (にじゅっさい)
世田谷文学館開館20周年の祝祭として、「植草甚一スクラップ・ブック」展の会期中、書物や文学作品と人々を結びつける、新たな回路・出会いの場をつくります。
●無料開館―4月25日(土)、6月6日(土)
「植草甚一スクラップ・ブック」展とコレクション展を、どなたでも無料でご観覧いただけます。
●セタブンマーケット―6月27日(土)、28日(日)
植草甚一のように買い物を楽しめる、本と雑貨のマーケットが館内に出現します。
各企画の詳細は、ホームページ(http://www.setabun.or.jp) または 電話(03-5374-9111)をご確認ください。
会場住所
〒157-0062
東京都世田谷区南烏山1-10-10
交通案内
京王線 芦花公園駅 南口から徒歩5分

小田急線 千歳船橋駅から
京王バス(「千歳烏山駅」行) 「芦花恒春園」下車 徒歩5分
ホームページ
http://www.setabun.or.jp/
東京都世田谷区南烏山1-10-10
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