- タイトル等
- 会場
- 横尾忠則現代美術館
- 会期
- 2015-12-12～2016-03-27
- 休催日
- 月曜日 [ただし3月21日(月・祝)は開館、3月22日(火)は休館]、
年末年始・メンテナンス休館[12月31日(木)―1月15日(金)]
- 開催時間
- 10:00～18:00
(金・土曜日は―20:00) 入場は閉館の30分前まで
- 観覧料
- 一般 700(560)円 / 大学生 550(440)円 / 高校生・65歳以上 350(280)円 / 中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体および前売(高校生、65歳以上は前売なし)料金 ※障がいのある方とその介護の方(1名)は各当日料金の半額(65歳以上除く) ※割引を受けられる方は、証明できるものをご持参のうえ、会期中美術館窓口で入場券をお買い求めください ※前売券はローソンチケットで一般、大学生のみ販売(Lコード:58317) ※ローソンチケットは当日券(一般、大学生のみ)も販売しています ※前売券の販売は12月11日(金)まで。会期中は販売しません
- 主催者
- 横尾忠則現代美術館(〔公財〕兵庫県芸術文化協会)、神戸新聞社、産経新聞社
- 協賛・協力等
- ◎後援 兵庫県、兵庫県教育委員会、神戸市、神戸市教育委員会、サンテレビジョン、ラジオ関西 ◎協力 ホテルオークラ神戸
- 概要
1974～75年に新聞連載された瀬戸内晴美(寂聴)による時代小説「幻花」のために、横尾忠則が描いた挿絵は、ユニークで謎めいた図像と執拗なまでの精緻な線描によって、観る者に鮮烈なインパクトを与えます。横尾が自らの「イラストレーションの総決算」と述べるとおり、画面一つ一つに高い緊張感と強度を備えたこれらの挿絵は、横尾の仕事の中でも特筆すべき存在であるといえるでしょう。
横尾は、室町後期を舞台とするこの小説に対して、ストーリーと関係のない現代的なモチーフや、作者である瀬戸内自身の肖像を登場させたり、数回にわたって画面をアニメーションのように徐々に変化させる仕掛けを施したりと、自由な遊び心を随所に散りばめながら、イメージを自在に展開していきました。時には、瀬戸内の原稿よりも横尾の挿絵の方が先に描かれることもあり、本来、文章に従属するはずの「挿絵」のあり方を超えたこれらの挿絵は、それ自体が独立した一つの世界を形作っているといっても過言ではありません。
本展では、横尾のグラフィック・ワークの最高傑作の一つである「幻花」挿絵の貴重な原画全371点を一堂に展示し、その魅力に迫ります。私たちのイマジネーションを刺激する濃密で幻惑的な世界を、ぜひご堪能ください。
- イベント情報
- 要予約イベントの詳しい申込み方法や、その他のイベント情報については当館ホームページをご覧ください
鼎談 | 瀬戸内寂聴×浅田彰×横尾忠則
12月12日(土) 14:00～15:30
講師:瀬戸内寂聴 (作家)、浅田彰 (批評家)、横尾忠則 (美術家)
会場:当館オープンスタジオ
定員:100席 (事前申込み制)
※聴講無料、要展覧会チケット
ワークショップ | 幻花 (げんか) de 連歌 (れんが)
2月13日(土) 13:30～16:00
会場:当館オープンスタジオ
定員:15名
参加費:無料
対象:小学生以上 (大人のみの参加も可)
※要申込み、応募者多数の場合は抽選
イブニング・キュレーターズ・トーク
1月23日(土)、3月5日(土) いずれも18:00～18:45
講師:当館学芸員
会場:当館オープンスタジオ
※聴講無料、要展覧会チケット
※当日は20時まで「ぱんだかふぇ」を営業します
- ホームページ
- http://www.ytmoca.jp/exhibitions/2015/12/3-1.html
展覧会タイトル等から関連資料を連想検索