タイトル等
開館二十周年記念展
唐画 (からえ) もん
―武禅 (BUZEN)に閬苑 (ROEN)、若冲 (JAKUCHU) も
知られざる大阪の異才
会場
千葉市美術館
会期
2015-09-08~2015-10-18
※会期中展示替えを行います
[前期] 9月8日(火)―9月27日(日)
[後期] 9月29日(火)―10月18日(日)
休催日
9月28日(月)、10月5日(月)
開催時間
10:00~18:00
(金・土曜日は20:00まで) ※入場受付は閉館の30分前まで
観覧料
一般 1000円(800円)、大学生 700円(560円)
※小・中学生、高校生、障害者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料 ※( )内は前売券・団体20名以上、および市内在住65歳以上の方の料金
※前売券は千葉市美術館ミュージアムショップ(8月30日まで)、ローソンチケット(Lコード:35233)、セブンイレブン(セブンチケット)、千葉都市モノレール「千葉みなと駅」「千葉駅」「都賀駅」「千城台駅」の窓口(10月17日まで)にて販売
※10月18日(日)は「市民の日」につき観覧無料 【ごひいき割引】本展チケット(有料)半券のご提示で、会期中2回目以降の観覧料200円引き
主催者
千葉市美術館、産経新聞社
概要
大坂画壇が生んだ二人の異才―

江戸時代中期の大坂では、優れた手腕を持つ個性的な作風の絵師たちが活躍していました。近年、同時代の京都画壇が脚光を浴びる一方で、大坂の絵師たちの豊かな営みにも徐々に注目が集まっています。
本展は、知られざる大坂の絵師、武禅と閬苑に光を当てた初めての展覧会です。今でこそ、知る人ぞ知る存在ですが、彼らは流行の中国絵画を学んだ「唐画師 (からえし)」として独自の表現を追求し、おおいに人気がありました。
墨江武禅 (すみのえ ぶぜん)(1734~1806)は船頭でしたが、絵師としても活躍し、盆景や金工作品も手がけました。彼は大坂の浮世絵師月岡雪鼎 (つきおか せってい) に学ぶ一方で、中国絵画に関心を寄せ、光を意識した幻想的な作品やオランダ絵画の写しなど、一風変わった作品を描いています。
林閬苑 (はやし ろうえん) (生没年不詳、1770~80年頃活動)は、文人画の大成者たる池大雅 (いけの たいが)の弟子福原五岳(ふくはら ごがく)に絵を学び、多くの中国絵画を見て創作に役立てました。華麗な花鳥図、荒々しく奇怪な表現の水墨画、風刺のきいた風俗図など実に多様な作品を残しています。
二人の画業をたどるとともに、師である雪鼎や五岳、さらに同時代の大坂や京都で活躍した伊藤若冲 (いとう じゃくちゅう) や曾我蕭白 (そが しょうはく)、松本奉時 (まつもと ほうじ)や耳鳥斎 (にちょうさい) らの作品もあわせ、約150点の作品をご紹介します。
イベント情報
記念講演会
「近世大坂の絵画と唐画もん」
講師:岩佐伸一 (大阪歴史博物館学芸員)
9月27日(日) 14:00より (13:30 開場予定) / 11階講堂にて
先着150名 (当日12:00より 11階にて整理券配布) / 聴講無料

落語会
「上方落語で大坂気分!!」
武禅・閬苑が活躍した大坂にちなんだ催しです。30分程度の演目を2題上演予定。
出演:鈴々舎八ゑ馬
10月10日(土) 14:00より (13:30 開場予定) / 11階講堂にて
先着150名 (当日12:00より 11階にて整理券配布) / 観覧無料

ワークショップ (要申込)
「水墨画に挑戦!」
若冲が用いた水墨画の技法、筋目書きを体験します。
講師:住吉花間 (水墨画家)
9月23日(水・祝) 14:00より / 11階講堂にて
定員20名 / 対象中学生以上
※当館ホームページで詳細をご確認の上、お申し込みください。
【申込方法】
往復はがきに郵便番号、住所、電話番号、氏名、人数(2名までお申込可)、「水墨画体験ワークショップ参加希望」と明記の上、〒260-8733 千葉市中央区中央3-10-8 千葉市美術館 イベント係 までお申し込みください。
※申し込み多数の場合は抽選。

市民美術講座
「所蔵作品展『田中一村と東山魁夷』の見どころ、味わいどころ」
講師:松尾知子 (当館学芸係長)
9月19日(土) 14:00より (13:30 開場) / 11階講堂にて
先着150名 / 聴講無料
「はじめまして! 大坂画壇」
講師:松岡まり江 (当館学芸員)
10月3日(土) 14:00より (13:30 開場) / 11階講堂にて
先着150名 / 聴講無料

ギャラリートーク
担当学芸員による― 9月9日(水) 14:00より
ボランティアスタッフによる― 会期中の毎週水曜日 (9月9日を除く)
※水曜日以外の平日の14:00にも開催することもあります。会場の混雑状況により中止となる場合があります。
ホームページ
http://www.ccma-net.jp/exhibition_end/2015/0908/0908.html
会場住所
〒260-8733
千葉県千葉市中央区中央3-10-8
交通案内
[JR千葉駅東口より]
■徒歩約15分
■千葉都市モノレール県庁前方面行「葭川(よしかわ)公園駅」下車 徒歩5分
■京成バス(バスのりば7)より大学病院行または南矢作行にて「中央3丁目」下車 徒歩2分
■JR千葉駅へは東京駅地下ホームから総武線快速千葉方面行で約42分

[京成千葉中央駅東口より]
■徒歩約10分

[東京方面より車では]
■京葉道路・東関東自動車道で宮野木ジャンクションから木更津方面へ、貝塚IC下車、国道51号を千葉市街方面へ約3km、広小路交差点近く

*地下に、区役所と共用の機械式駐車場があります。(無料)
車高155センチを超える車の駐車スペースが少ないため、お待ちいただくことがあります。
混雑時はご不便をおかけすることもありますので、公共交通機関でのご来館をお願いします。
ホームページ
https://www.ccma-net.jp
千葉県千葉市中央区中央3-10-8
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