タイトル等
宮脇愛子 没後1周年遺作展
「宮脇愛子―作家への道―奈義への巡礼の道」
会場
奈義町現代美術館
会期
2015-10-10~2015-11-08
休催日
月曜日、祝日の翌日 (10月12日[月] 開館、13日[火] 11月4日[水] 休館)
開催時間
午前9時30分~午後5時
入場は午後4時30分まで
観覧料
一般・大学生 700円(500円) 高校生 500円(350円) 小・中学生 300円(200円)
※( )内は20名以上の団体料金
※但し、ギャラリーのみ200円でもご覧頂けます。
主催者
奈義町現代美術館
協賛・協力等
企画協力:宮脇愛子アトリエ、松田昭一、ギャラリーせいほう、カスヤの森現代美術館 共催:第13回おかやま県民文化祭地域フェスティバル「文化がまちに出る! プロジェクト in 勝英」実行委員会
概要
国際的な現代美術家・宮脇愛子が急逝され―周忌がきました。そこで生前の業績を偲び遺作展を開催いたします。
当館の展示室「大地」に半永久展示されている《うつろひ》の制作者である宮脇愛子は、若くして多くの芸術家たちと親交し自らも制作に勤しみ、世界各地の主要な美術館、画廊を舞台に個展やグループ展を開き、国際的なスケールで活動を展開し、はやくから絵画、彫刻といった境界に捕らわれない独自の視点と感性で、多様な作品を数多く生み出してきました。特にその評価を不動にしたステンレスワイヤーによる《うつろひ》シリーズは代表的な作品として世界各地に設置されました。中でも那岐山を借景にした当館の池から展示室「大地」に連なる《うつろひ》は、宮脇が最も愛してやまなかった思い出深い作品です。
本展は、宮脇愛子と奈義町が、1994年の奈義町現代美術館開館を起点として、奈義の場所と宮脇の時間軸とが繋がりをみせていくことを豊かな創作思考の軌跡をとおしてあらためて見つめる展覧会であります。
1950年代後半から70年代の平面・立体作品から、目に見えない大気の揺らぎと時間を表現した《うつろひ》へと移行していく中で出会た美術家、建築家、小説家など国内外の幅広いジャンルの表現者たちと親交を続け影響を受けあった交流の歴史を物語る貴重な資料も交えてご覧いただき、その交流が宮脇に与えたものについても探っていきます。
展示室「大地」に広がる《うつろひ》と、各ギャラリーに展示された作品群が、宮脇の過去から奈義を分岐点としてその後の表現へ移行する彼女の軌跡を作品と資料で辿る特別の場所=空間となることを願っています。
イベント情報
● ARTIST×CAFE Vol.57 松田昭一 (宮脇愛子アトリエ)
11月8日(土) 午後2時30分~3時30分
奈義町現代美術館喫茶室
チケット制 300円 (飲み物付 / 入館料は別途必要)
1980年代より宮脇愛子の創作活動を身近に支えてこられた松田氏を囲んで宮脇愛子の生前のエピソードや思い出を語っていただきます。

■ 学芸員によるギャラリー・トーク (期間中随時)
ご希望の方に学芸員が作品解説をいたします。 ※学芸員不在の場合もございますのでご了承ください。
会場住所
〒708-1323
岡山県勝田郡奈義町豊沢441
交通案内
① JR津山線 (所要時間:岡山より約1時間40分)
JR岡山駅 ―(津山線)― 津山駅 ―(中鉄バス、タクシー)― 美術館

② 智頭急行/智頭線 (所要時間:新大阪より約2時間40分)
JR新大阪駅 ―(特急スーパーはくと)― 智頭駅 ―(タクシー)― 美術館

③ 航空機 (所要時間:岡山空港より約1時間40分)
岡山空港 ―(リムジンバス)― 津山駅前 ―(中鉄バス、タクシー)― 美術館

⑤ ハイウェイバス (所要時間:大阪より約2時間50分)
大阪駅発、新大阪駅経由 ―(中国縦貫自動車道ハイウェイバス)― 美作インター停留所 ―(豊沢交通、タクシー)― 美術館
ホームページ
https://www.town.nagi.okayama.jp/moca/
岡山県勝田郡奈義町豊沢441
Webcat plus 展覧会タイトル等から関連資料を連想検索