タイトル等
新潟市會津八一記念館開館40周年記念企画展
會津八一 藝に遊ぶ
会場
新潟市會津八一記念館
会期
2015-12-16~2016-03-27
休催日
月曜日(祝日の場合は翌日。ただし、12月24日、2月12日は開館)
12月28日~1月4日まで冬季休館
開催時間
10:00~18:00
入館は17:30まで
観覧料
一般 500円、大学生 300円、高校生 200円、小中学生 100円
団体20名以上2割引、土日祝日は小中学生無料
主催者
新潟市會津八一記念館
協賛・協力等
共催:新潟日報社、BSN新潟放送協力企業:淺川園、今成漬物店、大阪屋、里仙、高橋酒造、萬松堂
概要
中国や日本の美術には、古くから画賛 (がさん) の形式がありました。画賛とは、絵画と詩文などの文字とを組み合わせたものです。中国では「詩書画三絶」、「詩画一致」という言葉があり、詩作、書道、絵画の3つに堪能な人物を君子あるいは文人と称して深く尊びました。人格、つまり人間性が表現されることを理想としたのです。
歌人・書家・東洋美術史学者の會津八一 (あいづ やいち) (号・秋艸道人 (しゅうそうどうじん) 1881~1956)は、若いころから絵を描くことが得意でした。作品には自ら書いた詩歌と画を組み合わせた<自画賛>と、友人の画に詩歌を書き入れた<合作>、一時期熱中していた油絵などもあり、友人知人に宛てた絵手紙も多く残っています。いずれも多面的な分野を一つに結びつけた八一の美学が遺憾なく発揮されています。
本展では、八一が墨絵で描いた四君子(梅、竹、蘭、菊)、果物、小動物、仏像の絵などに、愛唱の漢詩、自作の歌や俳句を書き入れた自画賛、油絵や絵手紙を展示。また、八一と交流のあった脳神経外科医の中田瑞穂、画家の杉本健吉、長井亮之、版画家・棟方志功、恩師・坪内逍遙らとの合作もいくつか紹介します。中でも、ことし没後40年にあたる中田瑞穂(1893~1975)は八一との親交も厚く、主治医も務めました。二人の作品は<心友合作>と呼ばれています。「十二曲屛風」「吊し柿図・あさひさす」「鮭図・心無機事」など、科学者の眼で写実的に描いた中田の絵が、八一の個性的な書によって一層生気を与えられた絶妙なコラボレーションといえるでしょう。
期間中「會津八一の歌を映す」第9回秋艸道人賞・写真コンテスト入賞入選作品展も同時開催いたします。
イベント情報
絵手紙の世界に触れる ~小池邦夫氏講演会と絵手紙体験講座
講演会講師/ 小池邦夫氏 (絵手紙作家)
体験講座講師/ 谷雅子氏 (日本絵手紙協会公認講師)
日時/ 平成28年3月9日(水) 午前10時~午後3時
体験講座:午前10時~午後12時 定員30名
講演会:午後1時30分~午後3時 定員200名
会場/ 講演会・体験講座ともに日報ホール (メディアシップ2階)
参加費/ 体験講座 1,500円 講演会聴講料 500円
※往復はがきかFAXで「講演会」、「体験講座」、「講演会+体験講座」のいずれか参加希望を記し、住所、氏名、電話番号をお書きのうえ、會津八一記念館までお送りください。
1通につき2名様(参加希望者の名前を必ず明記)までご応募できます。
当日消印有効。応募多数の場合、抽選となります。
※応募締切 平成28年2月27日(土)
会場住所
〒950-0088
新潟県新潟市中央区万代3-1-1 メディアシップ5階
交通案内
新潟駅から
バス 約9分 / タクシー 約5分 / 徒歩 約15分
ホームページ
https://aizuyaichi.or.jp/
新潟県新潟市中央区万代3-1-1 メディアシップ5階
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