近年寄贈の作品を中心に
昭和25年に開館し、今年65周年を迎えた致道博物館は、歴史・民俗・考古・美術工芸など、多岐にわたり実に数多くの資料や作品を所蔵しています。この多くは、当博物館の郷土に根ざした活動をご理解くださった諸氏からの恵贈によるものです。これらは、いずれも郷土の歴史や文化を知る手がかりとなる貴重な資料で、企画展等で紹介しています。
本展では、平成20年度以降に当館へ寄贈いただいた絵画と書のなかから、近現代の作品約30点を展示いたします。今回が初公開となる作品がほぼ半数を占めています。
明治・大正・昭和・平成という激動の時代、中央に刺激された地方の美術がどのように変遷したか、本展を通してご紹介します。