タイトル等
スサノヲの到来
いのち、いかり、いのり
会場
渋谷区立松濤美術館
会期
2015-08-08~2015-09-21
※会期中、一部陳列替えを行います。
休催日
8月10日(月)・17日(月)・24日(月)・31日(月)・9月7日(月)・14日(月)
開催時間
午前10時~午後6時
(入館は午後5時30分まで)、
金曜日は午後7時閉館 (入館は午後6時30分まで)
観覧料
一般 500円(400円)・大学生 400円(320円)・高校生 250円(200円)
小中学生 100円(80円)・60歳以上 250円(200円)
※( )内は10名以上の団体割引料金 ※小中学生は土・日曜日、休祝日及び夏休みの期間は入館無料
※毎週金曜日は渋谷区民入館無料 ※障がい者及び付添の方1名は入館無料
主催者
渋谷区立松濤美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会
協賛・協力等
協賛:ライオン、清水建設、大日本印刷、損保ジャパン日本興亜、日本テレビ放送網
概要
大地を揺るがし草木を枯らす荒ぶる魂と、和歌の始祖としての繊細な美意識を兼ねもつスサノヲ。スサノヲは地震や雷、嵐といった破壊的イメージとして表象されますが、同時に既存のものを原点にもどし、新しい世界を開くはたらきとして想起されます。破壊と創造、猛々しさと繊細さといった相反する性格をあわせもつスサノヲは漂泊の神でもあり、日本人の深層に潜み、その潜在意識を支配しています。ときとしてスサノヲは天災として顕現しますが、見落としてはならない点は芸術家に霊感をあたえるその力です。
本展は、スサノヲの多面的な性格を探ることによって日本人の深層に迫るものです。和歌の始祖としてのスサノヲのはたらきを具現する出口王仁三郎 (でぐちおにさぶろう) と大本歌祭、ならびにスサノヲに始まる漂泊の精神の体現者としての西行法師や松尾芭蕉、円空らを通じて、うたとさすらいにより成就される祈りや表現を探ります。それとともに、異界を探求した平田篤胤の軌跡を辿り、彼によって提唱された幽冥界を訪ねることにより夜見国とその統治者としてのスサノヲを考察します。さらには、古層の神と感応して作品を遺した岡本天明・金井南龍、また若林奮や佐々木誠などの現代作家の作品を一堂に展示することにより、彼らの創造する感性にスサノヲに通じる自由な精神の発露を見出そうとするものです。
イベント情報
講演会=9月6日(日) 午後2時~
「スサノヲと場所の力~渋谷の地と氷川神社とスサノヲ神話のコスモロジー」
鎌田東二氏 (京都大学心の未来研究センター教授)
※要入館料 ※事前予約の必要はありません。
※直接地下2階ホールへお越しください。

| 学芸員によるギャラリートーク |
8月15日(土)、22日(土)、9月11日(金) 午後2時~

| 館内建築ツアー |
8月21日(金)、9月18日(金) 午後6時~6時30分
定員20名
参加費:無料 (要入館料)

| 親子見学会とワークショップ |
参加者募集
8月19日(水)、20日(木) 午後2時~
定員:20組
参加費:無料
※往復はがきでの事前申し込みが必要です。詳細は美術館webサイトでご確認ください。

| イベント |
塩香 (えんこう) 作り
講師:栃木美保氏 (美術家・本展出品作家)
9月12日(土) 午後2時~4時
定員:20名 (小学生以上の方)
参加費:無料 (要入館料)
講師の指導のもと、植物と塩でポプリを作り、お持ち帰り頂けます。
※往復はがきでの事前申し込みが必要です。詳細は美術館webサイトでご確認ください。
会場住所
〒150-0046
東京都渋谷区松濤2-14-14
交通案内
[電車]
京王井の頭線 神泉駅下車 徒歩5分

JR・東急電鉄・東京メトロ 渋谷駅下車 徒歩15分

[バス]
ハチ公バス
「松濤美術館入口」下車 徒歩2分
(丘を越えてルート/上原・富ヶ谷ルート)
「東大前」下車 徒歩2分
(丘を越えてルート/上原・富ヶ谷ルート)

東急バス
渋55「東大前」下車 徒歩2分

京王バス
渋60・61「東大前」下車 徒歩2分
渋60・61「東急百貨店本店前」下車 徒歩5分

都営バス
渋66「東急百貨店本店前」下車 徒歩5分

※駐車場はございません。
ホームページ
https://shoto-museum.jp/
東京都渋谷区松濤2-14-14
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