タイトル等
山口小夜子 未来を着る人
会場
東京都現代美術館
会期
2015-04-11~2015-06-28
休催日
月曜日(5月4日は開館)、5月7日(木)
開催時間
10:00~18:00
入場は閉館の30分前まで
観覧料
一般 1,200円
大学・65歳以上 900円
中高生 600円
小学生以下無料
※20名様以上の団体は2割引き ※身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方と、その付き添いの方(2名まで)は無料 ※毎月第3水曜日は65歳以上の方は年齢を証明できるものを提示していただくと無料になります。 ※本展のチケットで「MOTコレクション」もご覧いただけます。
同時開催の展覧会との共通券もございます。
主催者
公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会
協賛・協力等
特別協賛| 株式会社 資生堂
協賛| ライオン、清水建設、大日本印刷、損保ジャパン日本興亜、日本テレビ放送網
協力| オフィスマイティー、神戸ファッション美術館、株式会社 七彩、多摩美術大学映像演劇学科、株式会社プリズム、株式会社エディスグローヴ、WHITELIGHT.Ltd、株式会社 MGS 照明設計事務所、株式会社 モデュレックス
概要
神秘的な東洋の美を体現するトップ・モデルとして、世界のモードを席巻した後も、「着ること」をテーマに異なるジャンルを横断するクリエーター、パフォーマーとして活躍した山口小夜子。晩年には若い世代のアーティストたちとのコラボレーションを行い、最後まで時代の最先端を走り続けた彼女の軌跡が、2015年春、展覧会としてよみがえります。

1970年代初頭より、アジア人初のトップ・モデルとして世界を舞台に一世を風靡するとともに、国内に向けても日本女性の新たな美を提示した山口小夜子。彼女が晩年の数年間、若い世代の表現者たちと、ファッション、音楽、映像、演劇、朗読、パフォーマンス、ダンスなどが混在する実験的な試みを行っていたことは、これまで十分に紹介されてきませんでした。本展覧会は、彼女の生涯を振り返りつつ、常に時代の先端を走り続けたその遺伝子を未来へと渡すものです。その軌跡を通して、世界を視野に独自性を形成していった70年代以降の日本文化の、極めて重要な一断面が明らかになるはずです。

本展はふたつの要素が入り組んだものとなります。ひとつは、コラボレーションを通じて、世代やジャンル、東洋と西洋、オーバー・グラウンドとアンダー・グラウンドなど、異なるものを繋ぎSAYOKOというひとつのジャンルを打ち立てたと言うべき山口小夜子の軌跡を、アーカイヴとともに辿るものです。もうひとつは、宇川直宏、山川冬樹、生西康典、掛川康典、エキソニモという、彼女の身辺で活動した後、現在のシーンにおいて大きな影響力を持つ先端的な表現者たちが、小夜子に捧げる新作インスタレーションです。また、小夜子の急逝の直前に、新聞紙上で往復書簡を予定していた森村泰昌も、彼女に捧げる新作を出品します。小夜子自ら自由にリメイクし愛着を伝える旧蔵の服など、「ウェアリスト (着る人)」と名乗った彼女の美意識も存分に紹介します。小夜子の声、姿、気配が充満する空間で、彼女の未だ終わらない物語を体感してください。
イベント情報
Be Sayoko! 小夜子になりたい!
―見るだけでなく、内側から小夜子を体感していただくイベントです。
① 小夜子メイクを完成させたアーティスト、富川栄によるメーキャップ・ワークショップ
講師:富川栄 (資生堂 SABFA校長)
日時:5月16日(土) 14:00―16:00
定員:100名様

② 小夜子が習ったダンス・メソッド、伊藤道郎の「テン・ジェスチュア」を体感するワークショップ
ダンスを学んだことがなくても楽しめます!
講師:柏木久美子
日時:5月31日(日) 14:00―15:30
定員:20名様

場所:B2F 講堂
入場:無料 (ただし、当日有効の本展チケットが必要です)
両日とも 11:00よりエントランス付近にて整理券を配布します。

その他、小夜子ゆかりの方々によるトークイベント、パフォーマンスナイト、ファッションショーなどを予定しております。
詳しくはHPにてお知らせします。
ホームページ
http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/sayokoyamaguchi.html
会場住所
〒135-0022
東京都江東区三好4-1-1(木場公園内)
交通案内
最寄駅
東京メトロ半蔵門線「清澄白河駅」B2出口より徒歩9分
都営地下鉄大江戸線「清澄白河駅」A3出口より徒歩13分
東京メトロ東西線「木場駅」3番出口より徒歩15分、または都営バスで「東京都現代美術館前」下車
都営地下鉄新宿線「菊川駅」A4出口より徒歩15分、または都営バスで「東京都現代美術館前」下車

「木場」「菊川」駅のほかにも、「錦糸町」「東京」「とうきょうスカイツリー」「押上」「秋葉原」「新橋」「葛西」「豊洲」駅などから都営バスでもお越しになれます。

お車でお越しのお客様
首都高速9号深川線「木場」出口から約5分「枝川」出口から約10分です。

駐車場について
台数:約100台 / 福祉車両専用スペースあり
料金:普通車 1時間300円 (以降30分ごとに150円)
大型バス 1時間1000円 (以降30分ごとに500円)
ホームページ
https://www.mot-art-museum.jp/
会場問合せ先
03-5777-8600
東京都江東区三好4-1-1(木場公園内)
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