タイトル等
特別展 生誕一四〇年記念
上島鳳山と大阪の画家たち
会場
笠岡市立竹喬美術館
会期
2015-12-12~2016-02-07
※1月13日(水)より一部展示替
休催日
毎週月曜日 (ただし1月11日は開館し翌12日休館)
祝日の翌日にあたる 12月24日(木)
年末年始 12月28日(月)~1月4日(月)
開催時間
9:30~17:00
入館は16:30まで
観覧料
一般 800(650)円
高校生 500(350)円
笠岡市外小中学生 300(150)円
( )内は団体20名以上
前売は一般個人のみ 700円
笠岡市内の65歳以上の方および笠岡市内の小中学生は入館無料。年齢のわかるもの、笠岡っ子無料パスを提示してください。
概要
大阪で活躍した上島鳳山(うえしま ほうざん)(1875-1920)は、明治8(1875)年、現在の岡山県笠岡市に生まれ、木村貫山、西山完瑛、渡辺祥益に師事して独特の雰囲気を漂わせた女性像を多く描きました。明治42(1909)年の第3回文展に《緑陰美人遊興図》が落選したという記録が残る他は、展覧会への出品よりもむしろ後援者の求めに応じて描くことが多く、住友家主催の園遊会などで席上揮毫を行ったと言われています。
こうした、大阪における後援者との密接な関係は、鳳山だけでなく他の画家たちにも見られます。彼らの作品は公になりにくく、経歴にも辿れない部分が多いため、名前が知られにくい傾向にあります。しかし、各家庭において季節やしつらえに合うように描かれたこれらの絵画は、表具にも配慮がなされ、展覧会出品作とは異なる魅力を持っています。
平成27(2015)年は上島鳳山が生まれて140年目にあたります。このたびの展覧会では、鳳山の未公開作品をご覧いただくとともに、同時代に活躍した画家たちを紹介して、近代大阪における絵画制作の現場について考えてみたいと思います。あわせて、画家の個性だけでなく享受する者の感性が反映された作品を通して、日常で美術を楽しむことについて見直すことができましたら幸いです。
イベント情報
1月5日(火)は新春の福引を行います。

◎ 講演会「大阪の美術」
原田平作氏 (美術史家)
12月20日(日) 13:30~15:00
聴講無料 (入館料が必要)、要申込

◎ 対談「旦那衆お出入の表具屋」
重村洋氏 (表具師)
1月16日(土) 13:30~15:00
聴講無料 (入館料が必要)、要申込

◎ 講座「美人画における“大阪らしさ”」
小川知子氏 (大阪新美術館建設準備室主任学芸員)
1月31日(日) 13:30~15:00
聴講無料 (入館料が必要)、要申込

◎ ギャラリーコンサート
「アンサンブルくらしき 中村洋乃理と仲間たち」
1月9日(土) 18:30開場・19:00開演
【出演】 ヴィオラ:中村洋乃理 (笠岡市出身、NHK交響楽団)・景山奏 ヴァイオリン:岸本萌乃加・佐々木綾 チェロ:江島直之・岡本渚
整理券 (800円、12月1日より美術館にて販売)を事前にお求め下さい。

◎ ギャラリートーク
2015年12月12日(土)・2016年1月24日(日)
いずれも13:30~14:30
聴講無料 (入館料が必要)、申込不要
ホームページ
http://www.city.kasaoka.okayama.jp/site/museum/hozanosaka.html
会場住所
〒714-0087
岡山県笠岡市六番町1-17
交通案内
山陽自動車道 笠岡I.C.から 15分

JR山陽本線 笠岡駅から
・タクシー 5分

・徒歩 25分

・笠岡駅前4番のりば
神島(こうのしま)循環 / 乗時(のりとき)行き / 美の浜(みのはま)行き
「市民会館・竹喬美術館前」下車すぐ
所用5分・150円
ホームページ
https://www.city.kasaoka.okayama.jp/site/museum/
岡山県笠岡市六番町1-17
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