自然を愛し小金井に居を構えた哲学者、詩人、エッセイストの串田孫一(1915~2005)。
長年大学で教鞭をとり、雑誌編集やFMラジオのパーソナリティも務めるなど様々な分野で幅広く活動した串田ですが、登山の際に風景をスケッチしたり、自著の挿絵や装丁を数多く手掛けたりと、画人としての一面も持っていました。
生誕100年を記念して開催する本展では、串田と美術の関係を取り上げ、油彩画、スケッチ、絵本原画や挿絵原画などをご紹介します。
世代を超えて人々を魅了する、串田孫一の素朴で自由な作品世界をどうぞお楽しみ下さい。