タイトル等
企画展
「岡本太郎と中村正義 東京展」
~「東京展」に賭け、日本の美術界に挑む~
会場
川崎市岡本太郎美術館
企画展示室
会期
2015-10-17~2016-01-11
休催日
月曜日(11月23日、1月11日を除く)、11月4 日(水)、11月24日(火)12月24日(木)、12月28日(月)~1月4日(月)
開催時間
午前9時30分~午後5時
入館は午後4時半まで
観覧料
一般:900(720)円、高校・大学生・65歳以上 700(560)円、中学生以下無料
*( )内は前売または20名以上の団体料金。
主催者
川崎市岡本太郎美術館、美術館連絡協議会、読売新聞社
協賛・協力等
協力…現代美術資料センター、中村正義の美術館、岡本太郎記念館
協賛…ライオン(株)、清水建設(株)、大日本印刷(株)、損保ジャパン日本興亜(株)、日本テレビ放送網(株)
助成…芸術文化振興基金
概要
1975年、画家・中村正義はこれまで築きあげてきた画家としての人生のすべてを賭けて全く新しい美術の共同体・組織を、日本の閉塞的な美術界に誕生させようとしました。
自らが育った「日展」に反旗を翻した中村正義が、さらに日本美術界そのものを変革させるべく、病身をおして作ったのが「第1回 東京展」でした。中村正義にとって、「第1回 東京展」は日本美術界の全体を変革させる核であり、変容させる新しい生命体だったのです。その新しい生命体を誕生させるには、さらに強烈なエネルギーが必要でした。そのエネルギーこそが岡本太郎だったのです。

一方、岡本太郎は1941年に10年余りいたパリから帰国し、第28回二科展に滞欧作4点を発表。1946年復員した岡本太郎は、作家活動を再開し、1947年二科春季展に出品。

1948年、評論家・花田清輝、小説家・野間宏、安部公房、椎名麟三、埴谷雄高らと総合芸術運動を目論む「夜の会」を結成し、日本の芸術界全体の変革を目指します。ここから岡本はアヴァンギャルドの旗手として、美術という領域から逸脱するように多面的な活動を行います。しかし、またもう一方で、岡本は二科会には所属し続け、若い芸術家を育てながら、「二科会」内部からの変革も模索していました。

1961年、奇しくも岡本太郎は、8月に「二科会」を脱会。中村正義は、同年6月に「日展」から脱退しました。

本展は岡本、中村の接点である「第1回 東京展」の構想および再現を軸にして、岡本と中村の作品を中心に展示し、現在の日本の美術の状況を再考する機会にしたいと考えております。
イベント情報
◆ 岡佐和香パフォーマンス『たたかひの万華草』
中村正義の後期作品の前で、女流舞踏家・岡佐和香が舞います。
出演:岡佐和香 (舞踏家)、石川高 (笙)
日時:10月31日(土) 14:00~15:00
場所:企画展示室
定員:約50名 (申し込み不要、当日先着順、要観覧券)

◆ 笹木繁男講演会『正義が目指したもの』
中村正義の生涯』著者、笹木繁男が「中村正義は何を求め、何を目指していたのか」を語ります。
出演:笹木繁男 (現代美術資料センター主宰)
日時:11月15日(日) 14:00~16:00
場所:ガイダンスホール
定員:70名 (参加費無料、申し込み不要、当日先着順)

◆ 菱刈俊作ワークショップ『新聞紙のコラージュで顔を作る』
第10回TARO賞・岡本敏子賞受賞作家、菱刈俊作が企画した新聞紙のコラージュで顔を作るワークショップです。
日時:11月29日(日) 14:00~16:00
場所:創作アトリエ
定員・対象:中学生以上20名 (参加費無料、要申し込み)
お申込み方法:電話申込み予約 (先着順)
※電話のみの申込み予約になります。
申込開始日:10月24日(土) 10時より電話受付
締切日: 11月21日(土)

◆ ギャラリートーク「岡本太郎と中村正義 東京展」 担当学芸員による
出演:佐藤美子 (川崎市市民ミュージアム 学芸員)と岡本太郎美術館担当学芸員
日時:11月7日(土) 15:00~ : 12月13日(日) 15:00~
場所:企画展示室
定員:約50名 (申し込み不要、要観覧券)

【関連施設イベント】
映画『父をめぐる旅』上映 (中村正義ドキュメンタリー映画)
(2012年 プロデューサー・共同監督:武重邦夫、近藤正典)
日時:10月17日(土)~23日(金) 連日14:45~ ※19日(月)休映
場所:川崎市アートセンター(新百合ヶ丘) ℡044-955-0107
※この映画の半券で展覧会が2割引で観覧いただけます。
ホームページ
http://www.taromuseum.jp/exhibition/current.html
会場住所
〒214-0032
神奈川県川崎市多摩区枡形7-1-5
交通案内
小田急線 向ヶ丘遊園駅から
岡本太郎美術館の最寄り駅は「小田急線 向ヶ丘遊園駅」です。
向ヶ丘遊園駅 は、新宿から、小田原・湘南方面への急行で約20分、普通電車で約40分です。
多摩急行、快速急行は向ヶ丘遊園駅に停まりませんのでご注意ください。
【徒歩】 約17分
南口から道なりに進み、ダイエーを左手に見ながら稲生橋交差点を渡ってください。そのまま直進し、生田緑地の入口から坂道を上がり、芝生広場の右手奥が美術館です。
【タクシー】
南口タクシー乗り場から、行き先を「生田緑地東口」ないしは「日本民家園まで」とご指定ください。生田緑地の入口まで4分程度、そこから徒歩で約5分です。
【バス】
南口ターミナルから川崎市バス「溝口駅南口行」(5番のりば・溝19系統)乗車、「生田緑地入口」で下車(約3分)、バス停より徒歩約8分です。
※1時間に1~2本の運行です。
北口ターミナルから小田急バス「専修大学行」乗車、終点「専修大学前」で下車(約10分)、バス停より生田緑地西口園路(通行可能時間 8:00~17:30)を通って徒歩約6分です。


JR南武線・小田急線 登戸駅から
徒歩では約30分かかりますので、小田急線に乗り換えて向ヶ丘遊園駅をご利用ください。
【タクシー】
タクシーをご利用の場合は、向ヶ丘遊園駅からとほぼ同料金です。ご利用の際は、行き先を「生田緑地東口」ないしは「日本民家園まで」とご指定ください。
【バス】
川崎市バス(藤子・F・不二雄ミュージアム経由)「生田緑地」行きに乗車、終点「生田緑地」下車(約16分)、バス停より徒歩約5分です。
※10時~16時台は1時間に1本程度の運行、藤子・F・不二雄ミュージアム休館日は運休です。


JR南武線 武蔵溝ノ口駅・東急田園都市線 溝の口駅から
川崎市バス「向丘遊園駅南口行」(2番のりば・溝19系統)に乗車し、「生田緑地入口」で下車(約20分)、バス停より徒歩約8分です。
※1時間に1~2本の運行です。


東急田園都市線 梶が谷駅から
東急バス「向ヶ丘遊園駅南口行」(1番のりば・向01系統)に乗車し、「飯室」バス停で下車(約17分)、バス停より徒歩約10分です。
※1時間に2~3本の運行です。


東急田園都市線・横浜市営地下鉄 あざみ野駅から
小田急バス「向ヶ丘遊園駅北口行」(1番のりば・向11系統)に乗車し、「専修大学入口・川崎ゴルフ場入口」バス停で下車(約10分)、進行方向右手の坂道を上がり、生田緑地西口園路(通行可能時間 8:00~17:30)を通ってください。


東名 川崎インターから
普通車両の場合は、川崎インターを左折し、二つ目の信号(犬蔵交差点)を右折してください。そのまま直進し(約7分)、平三叉路を中央に進み、生田緑地の「東口駐車場」(有料)をご利用ください。
※カーナビをご利用の場合には、行き先を「生田緑地東口駐車場」とご入力ください。
大型車両の場合(バスなど)は、川崎インターを左折し、尻手黒川線を清水台で右折。浄水場通りを根岸陸橋で右折、世田谷町田線を多摩警察署前で右折し、府中街道の稲生橋交差点を右折して生田緑地の「東口駐車場」(有料)をご利用ください。詳しくは生田緑地東口ビジターセンターへ:044-933-2300


国道246号線から
国道246号線の溝ノ口交差点(立体交差)を、東京方面からは右折、町田方面からは左折し、府中街道に入って、府中方面に直進してください(約15分)。稲生橋交差点を左折し(約2分) 生田緑地の「東口駐車場」(有料)をご利用ください。
※カーナビをご利用の場合には、行き先を「生田緑地東口駐車場」とご入力ください。
ホームページ
https://www.taromuseum.jp/
神奈川県川崎市多摩区枡形7-1-5
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