タイトル等
そこにある、時間
ドイツ銀行コレクションの現代写真
会場
原美術館
会期
2015-09-12~2016-01-11
休催日
月曜 (祝日の9/21、10/12、11/23、1/11は開館)、
9/24、10/13、11/24、年末年始(12/28―1/4)
開催時間
11:00 am~5:00 pm
(祝日を除く水曜は 8:00pmまで / 入館は閉館の30分前まで)
観覧料
一般 1,100円、大高生 700円、小中生 500円、
原美術館メンバーは無料、学期中の土曜日は小中高生の入館無料、20名以上の団体は1人100円引
主催者
原美術館、ドイツ銀行
協賛・協力等
後援:ドイツ連邦共和国大使館
概要
本展は、1970年代から最近にいたる写真芸術の魅力を、アジア・アフリカ・アメリカ・ヨーロッパのアーティスト約40組の作品で紹介するものです。多様な文化的・社会的背景のものとで、本展出品のアーティストが共通言語としての現代美術にどう取り組んでいるのか、その点も本展の見所です。同時に本展のテーマは、《写真》の本質と魅力を《時間》という視点から検証するところにあります。
一般的に私たちの日常の生活や社会活動は、《時計》と《暦》という数値に還元される時間とともにありますが、私たちの生にとって、《時間》はもっと多様で複雑なものです。展覧会の英語タイトル「Time Present」は、T.S.エリオットの詩句から採ったものです。エリオットは過去・現在・未来を区別しない独特の時間概念を志向していましたが、文学のみならず、哲学や文化人類学などさまざまな領域で《時間》は考察されてきました。一方、写真は《時間》を切り取ってイメージに定着します。写真を自らの表現手段として使うアーティストは、さまざまな《時間》のイメージを提示しています。
この世に《写真》が誕生して200年足らず、この間に写真は生活と社会の隅々にまで浸透しました。この20年ほどの間にデジタル化が進行し、写真は一層身近になっただけでなく、それなしの生活も社会も想像できないほどになっていると言えます。私たちにとって《写真》とは何なのか、それを再考するうえでも本展はよい刺激となることでしょう。
イベント情報
◎ 映像作品上映 (予約不要、先着順)
会期中の水曜日 (9月23日と12月23日はのぞく)、6:00 pm~
会場:原美術館ザ・ホール
ドイツ銀行コレクションから曹斐(ツァオ フェイ)、フリオ セザール モラレス、蔡國強 (ツァイ グオチャン)の映像作品を上映。
合計3作品、約45分間。入館料のみ必要。

◎ 開催記念キュレータートーク (予約制)
フリードヘルム ヒュッテ [ドイツ銀行 グローバル ヘッド オブ アート]
聞き手:安田篤生 [原美術館]
日時:9月12日[土] 2:00―4:00 pm
場所:原美術館ザ・ホール
入館料のみ必要。ご予約はe-mailにて、表題に[9/12トーク申込]、本文に氏名、ご連絡先電話番号、人数を明記し、event@haramuseum.or.jp までお送りください。

◎ ワークショップ (予約制)
10月31日(土) 原美術館ザ・ホールにて 出品作家の佐藤時啓による、親子で参加できる体験型ワークショップを行います、詳しい内容ならびに参加費、申込み方法は原美術館ホームページ、ブログ等でご確認ください。

上記以外にもイベントを準備中です。原美術館のウェブサイト、ブログ等で順次発表予定。

ギャラリーガイド:日曜・祝日には当館学芸員によるギャラリーガイドを行います (2:30 pmより 30分程度)
会場住所
〒140-0001
東京都品川区北品川4-7-25
交通案内
JR・京浜急行《品川駅》高輪口より 徒歩15分
都営バス《反96》系統 《御殿山》停留所下車、徒歩3分
京浜急行《北品川駅》より 徒歩8分
ホームページ
http://www.haramuseum.or.jp
東京都品川区北品川4-7-25
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