花鳥画、人物画、挿絵などさまざまなジャンルの作品制作を行う、小布施出身の日本画家、中島千波(1945~)。本展では古希を迎え、ますます精力的に活動する中島千波の初期の作品から最新作までをご紹介します。
「桜の画家」と呼ばれ、現在まで数々の桜の屏風作品を残してきましたが、画家のライフワークはそれだけでなく、人物画や風景画、挿絵など多岐にわたっています。中でも最新作である「峻嶺マッターホルン」や「エアーズロック」など、独立峰を描いた屏風作品は圧巻です。
70歳という節目の年に、これまでの画業を振り返りながら、新たなる挑戦を続ける中島千波の作品をどうぞご高覧ください。