タイトル等
企画展
漆きらめく
―至高の意匠美―
会場
林原美術館
会期
2015-10-03~2015-11-23
休催日
月曜日 (祝日の場合は翌日)
開催時間
10時~17時
入館受付は16時30分まで
観覧料
一般 500円 高校生 300円 小・中学生無料
※友の会会員 障害者手帳提示の方・付添者 無料 団体(20名様以上)、シルバーカード提示の方 2割引
主催者
一般財団法人 林原美術館
協賛・協力等
◎後援 岡山県郷土文化財団 山陽新聞社 RSK
概要
漆はしっとりとした光沢を放ち、調度品などに塗った際の肌の美しさから、古来より日本人に愛されてきました。江戸時代には、高度な技術を極めた専門の蒔絵師により、大名家の姫君たちが結婚する際に持参する大揃いの婚礼調度が制作され、女性のハレの場を彩りました。
本展では、実質的な初代岡山藩主池田光政 (いけだ みつまさ)(1609~1682)の娘で、一条教輔 (いちじょう のりすけ) に嫁した輝姫の婚礼調度の重要文化財「綾杉地獅子牡丹蒔絵婚礼調度 (あやすぎじししぼたんまきえこんれいちょうど)」をはじめ、9代藩主池田茂政 (もちまさ)(1839~1899)の萬寿子夫人、明治時代の侯爵池田詮政 (のりまさ)(1865~1909)の安喜子夫人(久邇宮朝彦親王の三女)所用の婚礼調度や、そのミニチュアともいえる愛らしい雛道具など、池田家に伝わった調度品の数々をご覧いただきます。
加えて、江戸幕府お抱えの蒔絵師として活躍した幸阿弥長重作の「桜橋蒔絵料紙箱 (さくらばしまきえりょうしばこ)」、「松楓輪蝶紋蒔絵文台 (まつかえでりんちょうもんまきえぶんだい)」、「近江八景蒔絵棚 (おうみはっけいまきえたな)」など、日本の豊かな自然ならではの花鳥風月のモチーフを取り入れた蒔絵の工芸品をご紹介します。本展を通じて、江戸時代から明治時代の蒔絵史を飾る至高の意匠美をご堪能いただけましたら幸いです。
イベント情報
◎ギャラリートーク 会期中の土曜日 14:00~
学芸員によるギャラリートークを行います。
(ただし 11月7日はスペシャルギャラリートークを行います)
会場住所
〒700-0823
岡山県岡山市北区丸の内2-7-15
交通案内
■JR岡山駅から 徒歩25分
■岡電バス/ 岡電高屋行 県庁前下車 徒歩3分
■宇野バス/ 瀬戸駅前行・四御神行 県庁前下車 徒歩3分
■市内電車/ 東山行 県庁通下車 徒歩7分
■循環バスめぐりん/ 県庁線、県庁・京橋線(Cルート) 県庁前下車 徒歩3分
ホームページ
https://www.hayashibara-museumofart.jp/
岡山県岡山市北区丸の内2-7-15
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