タイトル等
GⅢ vol.105
アーティスト・インデックス Scene 3
会場
熊本市現代美術館
ギャラリーIII・井手宣通記念ギャラリー
会期
2015-08-08~2015-10-12
休催日
火曜日
開催時間
10:00~20:00
観覧料
入場無料
主催者
熊本市現代美術館 [熊本市・公益財団法人熊本市美術文化振興財団]
概要
熊本市現代美術館は、地方美術館の使命の一つとして、地元九州・熊本の若手アーティストの調査・支援に力を注いできました。
「アーティスト・インデックス」展ではその蓄積をもとに、九州圏の今注目の若手アーティストたちをご紹介します。
熊本市中央区の河原町繊維問屋街は、幅広い表現分野の発表の場として「河原町アートの日」を毎月開催し、熊本と若手クリエーターの代表的な活動の舞台となっています。今回は、そこから川嶋久美、小林駄々という2人のアーティストを選出しました。川嶋は、年に一度の「河原町アートアワード」で毎年受賞を収める実力派。一方、小林は2013年から本格的に作家活動を開始し、独特の世界観でファン急増中の新星です。
当館が毎年開催している市民美術展「熊本アートパレード」は市民の創作活動の大きな発表の場の一つですが、同時に新たな才能との出会いの場でもあります。母校で美術講師を務めつつ自主企画展などで作品発表を続けてきた宮本華子は、2014年度のアートパレードで審査員特別賞(三潴末雄賞)を受賞。
本展ではアートパレードの作品シリーズをさらにグレードアップして発表します。
「アーティスト・インデックス」展は、第1・2回展では出品作家を熊本県内のアーティストに限定していましたが、今回は対象範囲を県外にも広げ、佐賀を中心に活動するアーティスト・冨永ボンドを招いています。冨永は、2014年に福岡から佐賀県多久市に移り住み、「地方だからこそできる活動」を目指して同地でアートスタジオ「ボンドバ」を設立。その存在は周囲の若者にも刺激を与え、「ボンドバ」は徐々に佐賀のプレイヤーたちが集う拠点の一つとなりつつあります。
選んだ場所は違えど、彼らはいずれもそれぞれの場で自らの道を切り開こうと日々奮闘を続けている作家たちです。本展で彼らが踏み出す新たな一歩にどうぞご注目ください。 (学芸員・佐々木玄太郎)
イベント情報
オープニングイベント
■全員集合! 開幕アーティストトーク
出品作家4名が、それぞれの活動についてお話しします。
日時:8月8日(土) 14:00―15:30
会場:ホームギャラリー [入場無料]

■<冨永ボンド> ライブペインティング
展示室に設置した10mの巨大キャンバスで、冨永ボンドが公開制作を行います。
日時:8月8日(土)・9日(日) 10:00―17:00 (適宜休憩をはさみます)
会場:ギャラリーIII・井手宣通記念ギャラリー [入場無料]

CAMK 開館記念日イベント
本展出品作家たちが びぷれす広場で多彩なアートイベントを開催します。
日時:10月12日(月・祝) 11:00―17:00
会場:びぷれす広場 (※一部イベントは有料)

■<川嶋久美> 露店『幻』
川嶋久美による露店が登場。幻影のように漂うプラ板の人々を、金魚すくいみたいにすくって遊びましょう。

■<小林駄々> ドローイングワークショップ
小林駄々によるワークショップ。少女の顔だけがプリントされたトートバッグに、ドローイングをほどこしてオリジナルバッグを作ります。

■<宮本華子>参加型作品展示
びぷれす広場に宮本華子の作品が登場!

■<冨永ボンド>
ライブペインティング&「ボンドアート」ワークショップ
冨永ボンドによる公開制作と、木工用ボンドで絵を描く「ボンドアート」体験ワークショップを開催。
会場住所
〒860-0845
熊本県熊本市中央区上通町2-3
交通案内
・美術館入口(びぷれす熊日会館3階)までは、通町筋電停又はバス停から徒歩1分です。電車通り側歩道から、エスカレーター又はエレベーターをご利用ください。
・「びぷれす熊日会館」の駐車場(有料)は、数に限りがあります。できるだけ公共交通機関をご利用ください。

JR九州をご利用の場合
・熊本駅から 市電またはバスで15分、通町筋下車
・新水前寺駅から 市電またはバスで10分、通町筋下車

航空機をご利用の場合
・阿蘇くまもと空港から 空港バスで40分、通町筋下車

高速バスをご利用の場合
・高速自動車道熊本インターから 車又は高速バスで30分、通町筋下車
ホームページ
https://www.camk.jp/
熊本県熊本市中央区上通町2-3
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