タイトル等
第4期コレクション展
・『名品ベストⅢ』
・『宮崎の美術Ⅲ―作家の描いた光―』
・『美のかたち』
・『瑛九の世界Ⅲ』
会場
宮崎県立美術館
会期
2016-01-05~2016-04-17
観覧料
観覧無料
概要
名品ベストⅢ
宮崎県立美術館では、「郷土出身作家及び本県にゆかりのある作品」「わが国の美術の流れを展望するにふさわしい作品」「海外のすぐれた作品」の3つの方針にそって、 作品収集をすすめています。
開館20周年を迎えた現在、総収蔵点数は4,000点を超え、全国に誇り得る充実したコレクションになっています。
ここでは、ピカソをはじめとする海外作家の名品、日本美術史に大きな足跡を残している国内作家の名品を選りすぐって紹介しています。
また、無意識のイメージや連想を無作為に記述する「オートマティスム(自動記述法)」をテーマにした特集展示も行っています。多彩なコレクションの魅力をご堪能ください。

宮崎の美術Ⅲ
作家の描いた光
「宮崎の美術」では、本県出身の作家や本県にゆかりのある作家の作品を様々なテーマで紹介します。
今回は、郷土作家の描いた光にスポットを当てました。作品に描かれた光には、色彩や空気感などを表現したもの、太陽や月などの光源を描いたもの、または心象を表現したものなどがあります。
雨田正は、自然光の中で見える鮮やかな色彩を好み、水彩画で多くの風景を描きました。また、牧潤一は、陽のあたる新雪を美しく表現し、山の澄みきった空気をも感じさせます。坂本正直の描く作品は、戦時下、中国で過酷な状況におかれた馬たちへの憐れみを、穏やかな光のもとで表現しています。多彩な郷土作家による、それぞれの光の表現をご堪能ください。

美のかたち
作品を構成する基本的な要素として、作家の思想や作品のモティーフ、素材及び技法があります。これらの要素が私たちに作用し、様々な感情や考えを抱かせます。
ここでは、作品をかたちづくるこうした様々な要素の中から、技法・素材・思想に焦点をあて、独自の表現を試みた作家の作品を紹介します。
偶然に得られた形から新しい世界を創造したエルンストや、木の塊に襞を刻み込み、独自の表現を追究する戸谷成雄など、6人の作家による多様な「美のかたち」をお楽しみください。

瑛九の世界Ⅲ
宮崎市出身の瑛九(本名:杉田秀夫)は、生涯を通じて常に新しい表現を求め、写真や版画、油彩など様々な技法に取り組み、多くの作品を残しました。またその作風も、初期から晩年に至るまで、印象派やシュルレアリスム(超現実主義)風、抽象的な作品など、多彩に変化しました。
20代でフォト・デッサン集『眠りの理由』を刊行し、一躍美術界で脚光を浴びた瑛九は、エッチングやリトグラフなどの様々な技法や表現を模索した後に、その集大成ともいえる、点描による絵画空間へとたどり着きました。
今回の展示では、油彩や版画など、各領域の代表的な作品に加え、瑛九の多様な活動を、様々な資料をまじえて紹介します。 没後50年以上経て、今なお輝き続ける瑛九作品の魅力をお楽しみください。
ホームページ
http://www.miyazaki-archive.jp/bijutsu/box/collection.html
会場住所
〒880-0031
宮崎県宮崎市船塚3-210 (県総合文化公園内)
交通案内
●JR 宮崎駅から
・「西1番のりば」発の宮崎交通バス4分、「山形屋前」で下車し、「宮交橘通支店前」(交番近く)で「文化公園」「古賀総合病院」、国富・綾方面行等に乗換え9分、「文化公園」または「文化公園前」下車すぐ
・「西2番のりば」発の宮崎交通バス(「古賀総合病院」「綾」「酒泉の杜」行) 14分、「文化公園前」下車すぐ
・タクシーで約15分

●JR 宮崎神宮駅から
・タクシーで約5分、徒歩で約20分

●宮崎空港から
・「1番のりば」発の宮崎交通バス12分、「宮交シティ」で下車し、「3番のりば」で「古賀総合病院」、国富・綾方面行等に乗換え20分、「文化公園前」下車すぐ
・「JR宮崎空港駅」発の列車10分程度、「宮崎」で下車JR宮崎駅からの案内と同様
・タクシーで約30分

●高速道路から
・宮崎西ICから 車で約15分、宮崎ICから 約20分
ホームページ
https://www.miyazaki-archive.jp/bijutsu/
宮崎県宮崎市船塚3-210 (県総合文化公園内)
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