タイトル等
現代陶芸の鬼才
栗木達介展
会場
京都国立近代美術館
会期
2015-08-28~2015-09-27
休催日
毎週月曜日 (但し、9月21日(月・祝)は開館)
開催時間
午前9時30分~午後5時
入館は午後4時30分まで
観覧料
一般: 900 (700 / 600)円 大学生: 500 (350 / 250)円
※( )内は前売り / 20名以上の団体料金
※高校生および18歳未満、心身に障害のある方と付添者1名は無料(入館の際に証明できるものをご提示ください。)
※本料金でコレクション展もご覧いただけます。
※前売券は、8月27日までの期間限定発売。前売券の主な発売場所:チケットぴあ(Pコード:766-921)、ローソンチケット(Lコード:54853)ほか、主要プレイガイド、コンビニエンスストアなど
主催者
京都国立近代美術館、東京国立近代美術館
概要
栗木達介は、1943年愛知県瀬戸市に生まれ、陶芸界で鬼才を発揮して器(うつわ)に現代陶芸の活路を見いだしました。造形とその模様に果敢に挑戦し、独自の美意識を反映した作品は、高く評価され数々の賞も取りました。しかし、様々な活動を繰り広げた栗木でしたが、2013年に急逝し惜しまれました。
栗木は、1962年京都市立美術大学に入学して富本憲吉、近藤悠三、藤本能道らに学び、殊に富本最後の学生として師から大きな影響を受けました。卒業後、瀬戸に戻り作陶を始めますが、主に手捻りによる作品を発表し、朝日陶芸展での3度の大賞を受賞しました。また。日展など各種公募展においても受賞を重ね、若年から注目されました。栗木の作陶は、陶家に育ったゆえの焼きもの観が器体の亀裂や形の歪みを拒み、それらを材料や窯の改良ではなく様々な工夫により見事に克服し、「しろとぎんの作品」(1974)などの作品では、独特の形態を創り出しました。そこには土を焼成するときに避けては通れない偶然性に対する問題も卓越した技術と鋭敏な感性により知的で完成度の高い結実させています。また、1983年より母校の京都市立芸術大学で後進の指導を行い1993年教授に就任しました。戦後の日本陶芸は、八木一夫らが結成した走泥社において壺の口を閉じるという、器からの決別とオブジェ陶芸が追求されましたが、栗木は前衛陶芸には参加せず、器を受け入れむしろ器により現代陶芸の世界に一石を投じたことが高く評価されました。
イベント情報
[記念講演会]
展覧会会期中、記念講演会を開催予定です。詳細は決まり次第当館ホームページ(http://www.momak.go.jp)でご案内します。
巡回等情報
東京国立近代美術館工芸館
2015年10月8日(木)~12月13日(日)
ホームページ
http://www.momak.go.jp/Japanese/exhibitionArchive/2015/409.html
会場住所
〒606-8344
京都府京都市左京区岡崎円勝寺町
交通案内
□JR~バスをご利用の方
■JR・近鉄京都駅前(A1のりば)から
市バス5番 岩倉行
「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車すぐ

■JR・近鉄京都駅前(D1のりば)から
市バス100番(急行) 銀閣寺行
「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車すぐ

□阪急電鉄・京阪電鉄~バスをご利用の方
■阪急烏丸駅・河原町駅、京阪三条駅から
市バス5番 岩倉行
「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車すぐ

■阪急烏丸駅・河原町駅、京阪祇園四条駅から
市バス46番 平安神宮行
「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車すぐ

□市バス他系統ご利用の方
「岡崎公園 ロームシアター京都・みやこめっせ前」下車徒歩5分
「東山二条・岡崎公園口」下車 徒歩約10分

□地下鉄ご利用の方
地下鉄東西線「東山」駅下車 徒歩約10分


□お車でお越しになる方
当館には、一般のお客様にご利用いただける駐車場がございません。
近隣の有料駐車場施設のご利用をお願いいたします。

有料入館者は、駐車券を持参いただくと駐車場の割引(1台1名)が受けられます。ご来館の際、1F受付に駐車券をお持ちください。
※割引は合計より200円引きとなります。
ホームページ
https://www.momak.go.jp/
会場問合せ先
京都国立近代美術館:Tel.075-761-4111
テレホンサービス(展覧会のご案内):Tel.075-761-9900
京都府京都市左京区岡崎円勝寺町
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