私たちの周りには様々な字体の文字があふれています。インターネットの世界では絵文字が文字に表せない気持ちを伝えてくれています\(^o^)/。しかし、江戸時代の人々も私たちに負けず劣らず日常生活の中で「文字」を楽しんでいました。江戸時代の大衆にとって、文字がいかに身近な存在であったかは、江戸の日常を描いた浮世絵や、絵本や黄表紙などの出版物にあらわれています。
本展では、江戸の生活を豊かにした書や文字の多様な表現を展示します。書の優品から、人々と文字との生活を描いた浮世絵、庶民の娯楽である黄表紙、看板、着物、相撲の化粧回しなど、江戸の文字文化を紹介する様々な作品を展示します。当時の人々の暮らしに入り込んだような楽しさのある展覧会になっています。