タイトル等
川上涼花という画家がいた
萬鉄五郎、岸田劉生、川上涼花が向きあった自然/風景 展
会場
萬鉄五郎記念美術館
会期
2002-07-27~2002-09-16
休催日
月曜日(9/16は開館)
開催時間
9:00~17:00
観覧料
一般 600(500)円
高校・学生 400(300)円
小学・中学 200(150)円
※( )内は20名以上の団体料金
主催者
萬鉄五郎記念美術館、東和町、東和町教育委員会、岩手日報社
概要
大正期の画家川上涼花(1887~1921)は、太平洋画会研究所で学び、1912(大正元)年に新しい表現を求める若き画家たちが集ったフュウザン会に参加。個性的であろうとした青年画家たちのなかでも、涼花の作品は、その異色ぶりから最も注目されたと伝えられています。その後は、新聞の挿絵や美術批評に筆をとり、また東京中野に移り住んでからは、豊かな自然が残る周辺の風景を平明に捉えた木炭素描を数多く制作します。さらに日本画も試み、独自の創作を続けますが、結核のためわずか34歳の若さで亡くなってしまいます。
1936(昭和11)年の遺作展以来、現在にいたるまでまとまった川上涼花の展覧会は開かれたことがありませんでした。それは、先の大戦で彼の多くの遺作が焼失し、今に残る作品が少なかったためと思われます。今回は彼を慕う友人の手もとにあり、その後、美術館や個人の所蔵となった20点ほどの作品をもとに涼花の芸術を回顧するとともに、同時代にあって共に活動した画家たちの作品をあわせて展示し、その個性を見つめたいと思います。特に、1914年以降、岸田劉生を中心とする草木社風の細密な自然表現と萬鉄五郎の自然の本質をつかみとるような風景表現の両極の間で、自然を素直にうけとめた涼花。この三様の自然、風景観の相違を対比することで、この時代の多様性と豊かさをあらためて見直したいと思います。
ホームページ
http://www.city.hanamaki.iwate.jp/sightseeing/yorozu/index.html
展覧会問合せ先
tel 0198-42-4402/fax 0198-42-4405
会場住所
〒028-0114
岩手県花巻市東和町土沢5-135
交通案内
列車
JR釜石線 「土沢駅」より 徒歩8分
JR東北新幹線 「新花巻駅」より タクシー10分

バス
岩手県交通 「土沢線 (花巻駅―新花巻駅―雲南桜前)」
土沢中町下車 徒歩3分

自動車
東北自動車道 「花巻インター」「花巻南インター」から それぞれ20分
釜石自動車道 「東和インター」から 2分
(美術館駐車場20台)
ホームページ
https://www.city.hanamaki.iwate.jp/bunkasports/bunka/yorozutetsugoro/index.html
岩手県花巻市東和町土沢5-135
Webcat plus 展覧会タイトル等から関連資料を連想検索