タイトル等
常設展
《明日の神話》街と人、壁画をめぐる物語
会場
川崎市岡本太郎美術館
会期
2015-04-16~2015-07-05
休催日
月曜日(月曜日が祝日は除く) 祝日の翌日(土曜・日曜日は除く)
4月30日(木)、5月7日(木)
観覧料
常設展のみ開催期間中 (4月16日~4月24月まで)
一般 500(400)円 / 高大学生・65歳以上 300(240)円 / 中学生以下 無料
※( )内は20名以上の団体料金
主催者
川崎市岡本太郎美術館
概要
岡本太郎はパリに滞在した1930年代から壁画を描きたいと考え、大きな絵を描いていたといいます。個人に所有されるのではない、大画面の壁画を制作し「パブリックな場所で自分の問題をぶつけ、大衆と対決したい」という思いをもっていました。(※)戦後、芸術活動を再開したものの、大きなキャンバスを買う余裕がなかった時代には、キャンバスをはぎ合わせて大きな絵を制作したというエピソードもあります。岡本にとって、壁画の制作はとても重要な意味を持っていました。
1956年に完成した旧東京都庁舎に、丹下健三の依頼で、岡本は陶板の壁画を6点制作しました。現在、都庁舎の壁画は残っていませんが、壁画の制作に平行して描かれた油彩作品《建設》と旧都庁舎が解体された1991年に再制作された《月の壁》を展示します。
また、1958年に期間限定で神田駅に設置された3点組の壁画は、どれも、電車を利用して通勤やレクリエーションに向かう人々が集まる「駅」という空間の役割や機能にそったテーマで制作されました。また、色彩が明るく光沢があり、油彩などより耐久性のある素材のタイルを使用している点も注目されます。今回はそのうちの《遊ぶ》と《駈ける》を展示します。
そして、企画展「竹田鎮三郎―メキシコに架けたアートの橋」展にちなみ、現在、渋谷に設置されている大壁画《明日の神話》の最終下絵を展示します。竹田はメキシコで岡本と交流を深め、《明日の神話》の制作を手伝いました。《明日の神話》は岡本が手掛けた壁画のなかでも最大のものです。また、竹田から岡本へ宛てた書簡など初公開の資料やドローイングなど展示し、岡本が《明日の神話》に託したメッセージを紹介します。
岡本は誰もが芸術に触れられることを理想としていました。美術館にわざわざ見に行くのではなく、何気ない街の風景のなかにこそ芸術があるよう願い、作品が設置される場所のもつ意味や、作品の前を行き交う大勢のひとを想像しながら壁画を制作しました。
本展への多くの方のご来館をお待ちしております。
イベント情報
「クイック・トーク」
《明日の神話》を中心に作品のみどころを短い時間で分かりやすくお話します。ぜひお気軽にご参加ください。
日時
6月6日(土) 13:30~14:00、
6月20日(土) 13:30~14:00、
7月4日(土) 13:30~14:00、
会場 常設展示室
参加費 無料 (申し込み不要、要観覧料)
ホームページ
http://www.taromuseum.jp/exhibition/collection.html
会場住所
〒214-0032
神奈川県川崎市多摩区枡形7-1-5
交通案内
小田急線 向ヶ丘遊園駅から
岡本太郎美術館の最寄り駅は「小田急線 向ヶ丘遊園駅」です。
向ヶ丘遊園駅 は、新宿から、小田原・湘南方面への急行で約20分、普通電車で約40分です。
多摩急行、快速急行は向ヶ丘遊園駅に停まりませんのでご注意ください。
【徒歩】 約17分
南口から道なりに進み、ダイエーを左手に見ながら稲生橋交差点を渡ってください。そのまま直進し、生田緑地の入口から坂道を上がり、芝生広場の右手奥が美術館です。
【タクシー】
南口タクシー乗り場から、行き先を「生田緑地東口」ないしは「日本民家園まで」とご指定ください。生田緑地の入口まで4分程度、そこから徒歩で約5分です。
【バス】
南口ターミナルから川崎市バス「溝口駅南口行」(5番のりば・溝19系統)乗車、「生田緑地入口」で下車(約3分)、バス停より徒歩約8分です。
※1時間に1~2本の運行です。
北口ターミナルから小田急バス「専修大学行」乗車、終点「専修大学前」で下車(約10分)、バス停より生田緑地西口園路(通行可能時間 8:00~17:30)を通って徒歩約6分です。


JR南武線・小田急線 登戸駅から
徒歩では約30分かかりますので、小田急線に乗り換えて向ヶ丘遊園駅をご利用ください。
【タクシー】
タクシーをご利用の場合は、向ヶ丘遊園駅からとほぼ同料金です。ご利用の際は、行き先を「生田緑地東口」ないしは「日本民家園まで」とご指定ください。
【バス】
川崎市バス(藤子・F・不二雄ミュージアム経由)「生田緑地」行きに乗車、終点「生田緑地」下車(約16分)、バス停より徒歩約5分です。
※10時~16時台は1時間に1本程度の運行、藤子・F・不二雄ミュージアム休館日は運休です。


JR南武線 武蔵溝ノ口駅・東急田園都市線 溝の口駅から
川崎市バス「向丘遊園駅南口行」(2番のりば・溝19系統)に乗車し、「生田緑地入口」で下車(約20分)、バス停より徒歩約8分です。
※1時間に1~2本の運行です。


東急田園都市線 梶が谷駅から
東急バス「向ヶ丘遊園駅南口行」(1番のりば・向01系統)に乗車し、「飯室」バス停で下車(約17分)、バス停より徒歩約10分です。
※1時間に2~3本の運行です。


東急田園都市線・横浜市営地下鉄 あざみ野駅から
小田急バス「向ヶ丘遊園駅北口行」(1番のりば・向11系統)に乗車し、「専修大学入口・川崎ゴルフ場入口」バス停で下車(約10分)、進行方向右手の坂道を上がり、生田緑地西口園路(通行可能時間 8:00~17:30)を通ってください。


東名 川崎インターから
普通車両の場合は、川崎インターを左折し、二つ目の信号(犬蔵交差点)を右折してください。そのまま直進し(約7分)、平三叉路を中央に進み、生田緑地の「東口駐車場」(有料)をご利用ください。
※カーナビをご利用の場合には、行き先を「生田緑地東口駐車場」とご入力ください。
大型車両の場合(バスなど)は、川崎インターを左折し、尻手黒川線を清水台で右折。浄水場通りを根岸陸橋で右折、世田谷町田線を多摩警察署前で右折し、府中街道の稲生橋交差点を右折して生田緑地の「東口駐車場」(有料)をご利用ください。詳しくは生田緑地東口ビジターセンターへ:044-933-2300


国道246号線から
国道246号線の溝ノ口交差点(立体交差)を、東京方面からは右折、町田方面からは左折し、府中街道に入って、府中方面に直進してください(約15分)。稲生橋交差点を左折し(約2分) 生田緑地の「東口駐車場」(有料)をご利用ください。
※カーナビをご利用の場合には、行き先を「生田緑地東口駐車場」とご入力ください。
ホームページ
https://www.taromuseum.jp/
神奈川県川崎市多摩区枡形7-1-5
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