タイトル等
石黒宗麿のすべてと人間国宝の作家たち
会場
富山県水墨美術館
会期
2016-02-10~2016-03-27
※3月7日(月)に作品の一部展示替えを行います。
休催日
月曜日(ただし、3/21は開館)、2/12 (金)、3/22 (火)
開催時間
午前9時30分~午後5時
入室は午後4時30分まで
観覧料
[当日] 一般 900(700)円、大学生 650(500)円 [前売] 一般のみ 700円
※( )内は20人以上の団体料金です。 ※この料金で常設展も観覧できます。
※小・中・高校等の児童・生徒及びこれらに準ずる方、各種障害者手帳をお持ちの方は観覧無料です。
※前売券の販売期間は2月9日(火)までです。
主催者
富山県水墨美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会、北日本放送
協賛・協力等
協賛 ライオン、清水建設、大日本印刷、損保ジャパン日本興亜
協力 日本通運
特別協力=東京国立近代美術館
概要
石黒宗麿(1893-1968)は、現在の富山県射水 (いみず) 市に生まれ、25歳のときに、世に「稲葉天目 (いなばてんもく)」と称される曜変 (ようへん) 天目茶腕に感銘を受け、陶芸の道を志したと語っています。特定の師を持たず、中国の唐・宋時代の古陶磁の研究を通じて陶芸技法を体得し、独創的な陶芸の世界を築き上げました。35歳で京都・今熊野 (いまぐまの) に移り住み、後に八瀬へと窯を移し、古今東西のさまざまな技法に挑戦します。戦後はチョーク釉 (ゆう) の新技法や藍彩、緑彩などの低火度色釉を駆使した独自の作品を生み出しました。昭和30(1955)年の重要無形文化財保持者(人間国宝)制度創設と同時に最初の保持者に認定され、以降、43年に亡くなるまで、多彩な技法を用い、自由な気分と近代感覚に溢れた斬新で品格ある作品を生み出し続けました。
本展は、郷土富山が誇る陶芸家、人間国宝石黒宗麿に焦点をあて、最新の知見に基づく約20年ぶりの本格的な回顧展として開催します。陶芸作品約120点を技法にしたがって分類し、新たな年代観に基づき紹介するとともに、書画作品を紹介することにより、石黒宗麿の芸術の本質に触れていただけることでしょう。
また、石黒宗麿と交流のあった清水卯一 (しみず ういち) や原清 (はら きよし) をはじめとする、人間国宝の作家 たちの作品10点とともに、奥深い陶芸の魅力を広く紹介します。
イベント情報
<無料>
いずれも申込み等は不要です。直接会場へお越しください。
展示室へ入室の際には観覧券が必要です。

講演会「陶磁器をみる―石黒宗麿を中心に―」
講師:金子賢治氏 (茨城県陶芸美術館館長)
3/6 (日) 午後2時~
映像ホールで講演後、展示室でギャラリートークを行います。

落語「はてなの茶碗」
安野家仁楽斎 (やすのや にらくさい)(牧内直哉)
2/13 (土) 午後2時~ 映像ホール

学芸員による作品解説
2/11 (木・祝)・27 (土)、3/12 (土)・26(土) 午後2時~ 展示室
ホームページ
http://www.pref.toyama.jp/branches/3044/exh_1506.htm
会場住所
〒930-0887
富山県富山市五福777
交通案内
【JR 富山駅南口から】
(市内電車)
大学前行「富山トヨペット本社前 (五福末広町)」下車、徒歩約10分

(ぐるっとBUS)
2番バス停より 北西回りルート「水墨美術館」下車

(地鉄バス)
3番乗場から 小杉・高岡方面 「五福末広町」下車、徒歩約10分
7番乗場から 四方・呉羽山老人センター・石坂・北代循環行 「畑中」下車、徒歩約10分

(タクシー) 約10分

【富山きときと空港から】
(タクシー) 約25分

【北陸自動車道富山I.C.から】
(車) 約20分
ホームページ
http://www.pref.toyama.jp/branches/3044/3044.htm
富山県富山市五福777
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