名古屋西川流は、天保12年(1841)に西川仁蔵が江戸より名古屋に移り、初代西川鯉三郎を名乗り『西川流』を創流したのにはじまります。
約170年の歴史を刻み、全国に約4500人の名取を数えます。平成26年9月に中日劇場で開催された「第67回 名古屋をどり」で、三世家元・西川右近氏の長男・千雅(かずまさ)氏が、西川流四世を継承しました。
本展はそれを祝し西川流家元に伝わる衣装やかつら、舞台道具のほか、「名古屋をどり」などのプログラムや舞踊劇の原稿などを展示し、名古屋西川流の歴史とその代名詞ともいえる「名古屋をどり」の魅力を伝えます。