タイトル等
北陸新幹線開業記念
没後30年
鴨居玲展
踊り候え
会場
東京ステーションギャラリー
会期
2015-05-30~2015-07-20
休催日
月曜日(7月20日を除く)
開催時間
10時~18時
金曜日は20時まで開館 / 入館は閉館の30分前まで
観覧料
一般 900円 / 高校・大学生 700円 / 中学生以下無料
*20名以上の団体は100円引き *障がい者手帳等持参の方は100円引き、その介添者1名は無料
主催者
東京ステーションギャラリー [公益財団法人東日本鉄道文化財団]、毎日新聞社
協賛・協力等
企画協力:公益財団法人日動美術財団
概要
没後30年を迎える洋画家、鴨居玲の東京では25年ぶりとなる回顧展を開催いたします。
金沢出身の鴨居玲(1928-1985)は、金沢美術工芸専門学校(現在の金沢工芸大学)に入学し、宮本三郎に師事、在学中二紀展に初入選します。しかし、その後の制作は思うに任せず、南米、パリ、ローマを放浪し、懊悩しながらも模索を続け、1969年に《静止した刻》で、新人洋画家の登竜門であった安井賞を受賞しました。
1971年、スペインに渡り、「ドン・キホーテ」の舞台となったラ・マンチャ地方のバルデペーニャスを「私の村」と呼び親しんで、素朴で陽気な人々と交流し、酔っぱらい、廃兵、老人といったモティーフと巡り合い、代表作が誕生しました。この地で人生最良のときを過ごしたものの、生来の放浪癖から、トレド、マドリード、パリと居を移し、画業の面では順調であるかに見えますが、心の中は満たされず、寂寥感に苛まれ、1977年に帰国。終焉の地、神戸で残した作品群は、鏡に自分の姿を映し、人間の心の闇―不安、孤独、悲哀、絶望、醜悪―を鋭く抉り、さらけ出した自画像といわれます。
本展では、57年の生涯で、心身を削るように描いた油彩の代表作をはじめ、素描、遺品など約100点を一堂に展示します。人間の内面を見つめ、自己の存在を問い続けた鴨居玲の作品は、今もなお、見る者の心に強く訴えかけます。多くの人を惹きつけてやまない崇高な芸術世界を、どうぞご堪能ください。
イベント情報
ギャラリートーク (学芸員による展覧会解説)
日時 6月5日(金)、6月26日(金) 15:00~ (約30分)
3階展示室集合
参加無料 (要別途入館料)
*混雑時には中止することがあります

レンガ・タッチ&トーク
(煉瓦が特徴的な当館のたてもの解説)
日時 6月12日(金)、7月3日(金)、7月10日(金) 18:00~ (約20分)
1階エントランス集合
参加無料 (要別途入館料)
定員=各回15名
*当日、1階受付にてお申込みください
会場住所
〒100-0005
東京都千代田区丸の内1-9-1
交通案内
《JR線 東京駅から》
JR 東京駅 丸の内北口 改札前 (東京駅丸の内赤煉瓦駅舎内)

《東京メトロ 丸の内線 東京駅から》
(1) 改札を出てJR線方面(八重洲方面)に向かい、JR丸の内地下中央改札の手前を左折します。
(2) みどりの窓口の前を通過し、丸の内北口方面の階段を上がります。
(3) 東京駅丸の内北口ドーム内に入ると、左手に当館入口がございます。
ホームページ
https://www.ejrcf.or.jp/gallery/
東京都千代田区丸の内1-9-1
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