タイトル等
No Museum, No Life?
―これからの美術館事典
国立美術館コレクションによる展覧会
東京国立近代美術館 京都国立近代美術館 国立西洋美術館 国立国際美術館 国立新美術館
会場
東京国立近代美術館
企画展ギャラリー [1F]
会期
2015-06-16~2015-09-13
休催日
月曜日(7月20日は開館)、7月21日[火]
開催時間
午前10時~午後5時
金曜は午後8時まで
入館は閉館の30分前まで
観覧料
一般 1,000[800]円
大学生 500[400]円
[ ]内は20名以上の団体料金。いずれも消費税込。
高校生以下および18歳未満、障害者手帳などをご提示の方とその付添者(1名)は無料。

・本展の観覧料で入館当日に限り、同時開催の「「事物」―1970年代の日本の写真と美術を考えるキーワード」と「MOMATコレクション」もご覧いただけます。
主催者
独立行政法人国立美術館
協賛・協力等
共催| 朝日新聞社/東京新聞/日本経済新聞社/毎日新聞社/読売新聞社/NHK

会場構成:トラフ建築設計事務所 グラフィックデザイン:neucitora
概要
なぜ、美術館のなかはやたらと寒いのか?

美術館を訪れ、こんな疑問がふと頭をよぎった方もいることでしょう。でも、たとえ展覧会をしばしば見に行くあなたでも、あの日見た絵画のことは思い出せても、その背後の壁がどうだったとか、つまり美術館そのものについて、それほど覚えていないかもしれません。それもそのはず。美術館の展示空間は、ふつう、みなさんと作品とを仲立ちする場所であるため、できるだけ目立つことのないように仕立てられているからです。展示空間そのものの経験は、美術館自体が特色のある建築物や空間である場合を除けば、作品の印象に比していつも薄れがちです。

今回の展覧会は、普段、表舞台に出ることのない、美術館と作品の関係性そのものに敢えて焦点を当て、次の2点を主に提案するものです。一つ目は作品の背後にある、美術館や展覧会の構造や機能に目を向けると美術鑑賞の幅が広がり、これまでよりも展覧会を楽しむ視点が増えること。次に、それにより見慣れた作品にさえ新しい側面が見つけられるようになることです。冒頭に挙げた問いの答えも、もちろん本展覧会のなかに用意しています。

本企画は「陰翳礼讃」展(国立新美術館、2010年)に続いて、国立美術館のコレクションを紹介する国立5館(東京国立近代美術館、京都国立近代美術館、国立西洋美術館、国立国際美術館、国立新美術館)による合同展の第2弾です。紀元前から現代、西洋から東洋という幅広い種類を持つ国立美術館のコレクションのなかから約170点の作品を厳選し、美術館の構造や機能から着想を得たAからZまでの36のキーワードによって展覧会を構成します。本展ではさながら美術館をテーマとした事典のなかを歩くような体験ができるでしょう。いっぷう変わった空間のなかで作品を鑑賞するだけでなく、美術館がもっと身近に感じられるような気づきに満ちた展覧会となることをお約束します。
イベント情報
ギャラリー・トーク
2015年6月26日[金] 18:00―19:30
2015年7月11日[土] 14:00―15:30
2015年8月28日[金] 18:00―19:30
桝田倫広 [東京国立近代美術館研究員・本展企画者]、
新藤淳 [国立西洋美術館研究員・本展企画者]
場所:1階企画展ギャラリー
*申込不要、要観覧券

MOMATサマーフェス (仮)
2015年7月31日[金]―8月2日[日]
野外上映会、シンポジウム、飲食などイベント盛りだくさんの3日間となる予定。
詳細は、美術館ホームページでお知らせいたします
展示替え情報
*― 会期中、一部作品の展示替があります。
ホームページ
http://www.momat.go.jp/Honkan/nomuseumnolife/index.html
会場住所
〒102-8322
東京都千代田区北の丸公園3-1
交通案内
東京メトロ東西線 竹橋駅 1b出口 徒歩3分
ホームページ
https://www.momat.go.jp/
会場問合せ先
03-5777-8600(ハローダイヤル)
東京都千代田区北の丸公園3-1
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