タイトル等
企画展
「竹田鎭三郎―メキシコに架けたアートの橋」展
―岡本太郎《明日の神話》を支えた画家―
会場
川崎市岡本太郎美術館
企画展示室
会期
2015-04-25~2015-07-05
休催日
月曜日(月曜日が祝日は除く) 祝日の翌日(土曜・日曜日は除く)
4月30日(木)、5月7日(木)
開催時間
午前9時30分~午後5時
入館は午後4時30分まで
観覧料
一般 900(720)円、高校・大学生・65歳以上 700(560)円、中学生以下無料
( )内は20名以上の団体料金
主催者
川崎市岡本太郎美術館
協賛・協力等
企画協力/ ブックグローブ社 後援/ メキシコ大使館 協力/ 岡本太郎記念館、アエロメヒコ航空、公益信託タカシマヤ文化基金、オアハカ州立自治ベニート・ファレス大学、ベラクルス州立大学
概要
メキシコは1930年代の欧米のアーティストたちを魅了し、様々な影響を与えました。シュルレアリスムの主宰者である詩人アンドレ・ブルトンはメキシコの魅力について次のように述べています。「メキシコは世界で最もシュルレアリスティックな国だ」と。
メキシコはオルメカ、マヤ、アステカ等の古代メキシコの独特な文化と、J・C・オロスコ、D・リベラ、D・A・シケイロス等の壁画運動を起こしたメキシコ革命以降の近代メキシコ芸術が混合し、独自の世界観を持った芸術を様々な分野で生み出している国といってよいでしょう。そのようなメキシコに日本の多くの画家は魅せられ、またメキシコで活躍した同郷(愛知県瀬戸市)の画家・北川民次に憧れた一人の若者が、竹田鎭三郎でした。
東京藝術大学を卒業した竹田は、故郷の瀬戸市や沖縄で画家としての活動を開始しました。
そして1963年に憧れの国、メキシコに渡ります。竹田は当初、首都であるメキシコシティで博物館に勤めながらメキシコ中の先住民と祭りを訪ね歩き、メキシコの原点である先住民の生活やメキシコ人の原始の魂を求めて、オアハカ州に移り住みました。竹田はオアハ力で自分の生きる道を発見し、画家として真の歩みを始めたのでした。それは農民の美術を始めることでした。
また、竹田は尊敬する北川民次と同様に、美術教育にも情熱を注ぎ、オアハカ州立自治ベニート・ファレス大学で若いアーティストの育成にも尽力しました。その後、竹田は教え子たちの勧めで自身の名を冠した「竹田鎭三郎・版画ビエンナーレ」をオアハ力州政府とベニート・ファレス大学の協力で作り、その展覧会をメキシコ各地やアメリカ、キューバで開催しています。
本展は竹田の初期の瀬戸や沖縄をモチーフにした作品からメキシコに渡り、初期の版画作品や絵本の原画、そしてオアハ力で制作した彼の代表的な油彩画を中心に竹田芸術の軌跡を紹介するとともに、彼が育てたオアハ力のアーティストたちの作品を紹介します。さらに竹田のメキシコへの思いを継承し、メキシコで活動している二人の日本人アーティストの作品も併せてご紹介します。さらに竹田と岡本太郎との接点ともいえる岡本の壁画《明日の神話》を原画やデッサン、制作当時の写真を常設展で紹介します。
イベント情報
◆竹田鎭三郎が語る「私のメキシコの原点、オアハカ」
竹田鎭三郎を中心に、竹田氏の教え子のオアハカのアーティストとのトークを行います。
日時 2015年4月26日(日) 14:00~16:00
出演 出品作家
会場 ガイダンスホール (申し込み不要、当日先着順)
定員 70名
参加費 無料

◆ギャラリートーク
美術館学芸員によるギャラリートークを行います。
日時
2015年5月3日(日) 14:00~、2015年5月5日(火祝) 14:00~、
2015年5月31日(日) 14:00~、2015年6月28日(日) 14:00~、
会場 企画展示室
参加費 無料 (申し込み不要、当日先着順、要観覧券)

◆ユカリウムの音舞台「精霊の夜 Tierratorca」
女性アーティストによる音楽とダンスパフォーマンス!!
日時 2015年6月21日(日) 14:00~
会場 企画展示室
定員 約50名
参加費 無料 (申し込み不要、当日先着順、要観覧券)
ホームページ
http://www.taromuseum.jp/exhibition/current.html
会場住所
〒214-0032
神奈川県川崎市多摩区枡形7-1-5
交通案内
小田急線 向ヶ丘遊園駅から
岡本太郎美術館の最寄り駅は「小田急線 向ヶ丘遊園駅」です。
向ヶ丘遊園駅 は、新宿から、小田原・湘南方面への急行で約20分、普通電車で約40分です。
多摩急行、快速急行は向ヶ丘遊園駅に停まりませんのでご注意ください。
【徒歩】 約17分
南口から道なりに進み、ダイエーを左手に見ながら稲生橋交差点を渡ってください。そのまま直進し、生田緑地の入口から坂道を上がり、芝生広場の右手奥が美術館です。
【タクシー】
南口タクシー乗り場から、行き先を「生田緑地東口」ないしは「日本民家園まで」とご指定ください。生田緑地の入口まで4分程度、そこから徒歩で約5分です。
【バス】
南口ターミナルから川崎市バス「溝口駅南口行」(5番のりば・溝19系統)乗車、「生田緑地入口」で下車(約3分)、バス停より徒歩約8分です。
※1時間に1~2本の運行です。
北口ターミナルから小田急バス「専修大学行」乗車、終点「専修大学前」で下車(約10分)、バス停より生田緑地西口園路(通行可能時間 8:00~17:30)を通って徒歩約6分です。


JR南武線・小田急線 登戸駅から
徒歩では約30分かかりますので、小田急線に乗り換えて向ヶ丘遊園駅をご利用ください。
【タクシー】
タクシーをご利用の場合は、向ヶ丘遊園駅からとほぼ同料金です。ご利用の際は、行き先を「生田緑地東口」ないしは「日本民家園まで」とご指定ください。
【バス】
川崎市バス(藤子・F・不二雄ミュージアム経由)「生田緑地」行きに乗車、終点「生田緑地」下車(約16分)、バス停より徒歩約5分です。
※10時~16時台は1時間に1本程度の運行、藤子・F・不二雄ミュージアム休館日は運休です。


JR南武線 武蔵溝ノ口駅・東急田園都市線 溝の口駅から
川崎市バス「向丘遊園駅南口行」(2番のりば・溝19系統)に乗車し、「生田緑地入口」で下車(約20分)、バス停より徒歩約8分です。
※1時間に1~2本の運行です。


東急田園都市線 梶が谷駅から
東急バス「向ヶ丘遊園駅南口行」(1番のりば・向01系統)に乗車し、「飯室」バス停で下車(約17分)、バス停より徒歩約10分です。
※1時間に2~3本の運行です。


東急田園都市線・横浜市営地下鉄 あざみ野駅から
小田急バス「向ヶ丘遊園駅北口行」(1番のりば・向11系統)に乗車し、「専修大学入口・川崎ゴルフ場入口」バス停で下車(約10分)、進行方向右手の坂道を上がり、生田緑地西口園路(通行可能時間 8:00~17:30)を通ってください。


東名 川崎インターから
普通車両の場合は、川崎インターを左折し、二つ目の信号(犬蔵交差点)を右折してください。そのまま直進し(約7分)、平三叉路を中央に進み、生田緑地の「東口駐車場」(有料)をご利用ください。
※カーナビをご利用の場合には、行き先を「生田緑地東口駐車場」とご入力ください。
大型車両の場合(バスなど)は、川崎インターを左折し、尻手黒川線を清水台で右折。浄水場通りを根岸陸橋で右折、世田谷町田線を多摩警察署前で右折し、府中街道の稲生橋交差点を右折して生田緑地の「東口駐車場」(有料)をご利用ください。詳しくは生田緑地東口ビジターセンターへ:044-933-2300


国道246号線から
国道246号線の溝ノ口交差点(立体交差)を、東京方面からは右折、町田方面からは左折し、府中街道に入って、府中方面に直進してください(約15分)。稲生橋交差点を左折し(約2分) 生田緑地の「東口駐車場」(有料)をご利用ください。
※カーナビをご利用の場合には、行き先を「生田緑地東口駐車場」とご入力ください。
ホームページ
https://www.taromuseum.jp/
神奈川県川崎市多摩区枡形7-1-5
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