タイトル等
収蔵企画展
ルーツは「やまと絵」
―近代日本画の水脈をたどる―
会場
佐野市立吉澤記念美術館
会期
2015-04-25~2015-06-28
休催日
毎週月曜日(5月4日は開館)、祝日の翌日(4月30日、5月7日)、5月26日(火)
開催時間
午前9時30分~午後5時
観覧料
一般 510円 (20名以上の団体 460円)
※障害者手帳等をお持ちの方・大学生以下は観覧無料 (要 障害者手帳・学生証等の提示)

無料開館の日
当日はどなたでも当館を無料でご覧いただけます。
・くずうフェスタ:5月9日(土)
葛の里壱番館(美術館から徒歩2分)で各種イベント開催
・栃木県民の日:6月14日(日)
概要
土佐派の川崎千虎に学んだ小堀鞆音(佐野出身)など「やまと絵」にルーツを持つ画家たちや、「やまと絵」の様々な要素を取り入れた作品に注目し、収蔵品から構成する近代日本画の展覧会です。
明治期に「日本画」が構築される際に、橋本雅邦ら「狩野派」(漢画)に出自を持つ画家が活躍する一方で、「やまと絵」系の画家たちも「歴史画」を中心に大きな貢献をしました。また、江戸時代後期に「やまと絵」に取材した菊池容斎・冷泉為恭らの活動も、門人・私淑者たちに継承されました。そして大正から昭和初期には、「線」や「色彩」というアプローチから「やまと絵」を作画に活かす画家たちが登場します。彼らは歴史・人物画はもとより風景・花鳥画など、幅広いジャンルで華やかな作風を展開しましたが、この流れは東山魁夷ら戦後の日本画の源流として注目すべきものといえます。
本展では、それぞれの画家や「日本画」の展開において「やまと絵」がどのような意味を持ったのかを考えます。
なお併催として、「工芸―古典世界への憧れ」を開催します。近代日本陶芸の高峰・板谷波山作品に見られる中国・日本古典美術への関心を紹介するほか、「やまと絵」の基盤となった平安・鎌倉期の美術を象徴する技法「截金」(きりかね)を用いたガラス作品で注目を集める山本茜らの作品を展示します。
イベント情報
■コンサート
「和の響きをたのしむ ― 箏 (こと) コンサート」
・期日:平成27年4月29日(水・祝) 午後2時~3時
・演奏者:馬場 千井寿 (せんいじゅ) 氏 (山田流今井派名取)

■作家によるスライドトーク
「私もルーツはやまと絵 ― 截金 (きりかね) の魅力」
・期日:平成27年6月20日(土) 午後1時~2時
・講師:山本 茜氏 (截金ガラス作家)

※各催し物とも参加無料 (展覧会の観覧は有料)、
定員50名 (受付開始:4月3日(金) 午前9時30分~ 申込先着順)

作品鑑賞会 当館学芸員とご一緒に
5/2(土)、5/24(日)、6/14(日)
日時:各日午後2時~ (30分程度)
場所:美術館展示室 (エントランス集合)
自由参加。当日の観覧券が必要です。
展示替え情報
一部作品は会期中の展示替えがあります
(前期:5月24日まで、後期:5月27日から)
ホームページ
http://www.city.sano.lg.jp/museum/conduct/34.html
会場住所
〒327-0501
栃木県佐野市葛生東1-14-30
交通案内
■車

国道293号線を利用、旧佐野市役所葛生(くずう)庁舎北隣

★北関東自動車道 佐野田沼ICより約15分
★東北自動車道 佐野藤岡ICより約30分
★東北自動車道 栃木ICより約20分
★「葛の里壱番館」「葛生伝承館」駐車場をご利用頂けます。無料、当館まで徒歩1分。


■電車

東武佐野線「葛生駅」下車徒歩8分
(駅を出て、お寺の脇の川に沿った道を北に進んでください)

★栃木県内(宇都宮等)から…
JR両毛線 佐野駅で東武佐野線に乗換え、佐野→葛生駅は約20分
★東京都内等から…
東武伊勢崎線 館林駅で東武佐野線に乗換え、館林→葛生駅は約40分


■バス

市営バスは「葛の里壱番館」で下車、当館まで徒歩1分。
片道300円、往復利用なら1日乗車券(600円)が便利です。

★佐野市内から…
葛の里壱番館停車路線は、基幹線、秋山線、仙波会沢線です。その他は、途中で停車路線に乗り換えます。(乗継ぎ運賃100円)
★東京方面から…
マロニエ号(新宿・東京等、約1時間30分) → 佐野新都市バスターミナル → 市営バス基幹線(葛の里壱番館方面行き約70分)
ホームページ
https://www.city.sano.lg.jp/sp/yoshizawakinembijutsukan/
栃木県佐野市葛生東1-14-30
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