タイトル等
ソニア・ドローネ展
会場
東京都庭園美術館
会期
2002-07-06~2002-09-11
休催日
第2、4水曜日(7/10、7/24、8/14、8/28)
観覧料
一般800(640)円
大学生640(510)円
小・中・高校生、65歳以上400(320)円
※( )内は20名以上の団体料金
主催者
財団法人東京都歴史文化財団 東京都庭園美術館/読売新聞社/美術館連絡協議会
概要
円形を用いたリズミカルで大胆な構図と、鮮やかな色彩によるソニア・ドローネ(1885-1979)の作品は、20世紀の抽象絵画とデザインの歴史に大きな足跡を残しています。
ソニア・ドローネは1885年、ロシア帝政末期のウクライナに生まれました。裕福な養父母の援助のもと、ドイツで絵画の基礎を学んだ後、画家を志してパリに出たソニアは、同い年のフランス人画家ロベール・ドローネ(1885-1941)と二度目の結婚をし、互いに強い影響を与え合いながら創作を行っていくようになります。二人の密接な関係から生まれる抽象的な作品の数々は、まもなく詩人のアポリネールによってキュビスム(立体主義)の新しい展開と目され、ギリシア神話に因んで「オルフィスム」と呼ばれるようになりました。写実的な描写にとらわれず、天真爛漫ともいえる豊麗な色彩感覚と繊細で詩的なニュアンスに富んだ彼らの絵画は、オルフェウスの竪琴のように魅力的だと称賛されたのです。
ロベールは病気のため1941年に亡くなりますが、ソニアは夫の遺志を引き継ぎ、自らの表現世界をさらに深めていきました。彼女の創作意欲は94年の生涯を閉じるまで衰えることなく、本の装幀、舞台衣裳、室内装飾、 テキスタイル、ファッションなど、その活動は従来までの純粋美術とデザインの枠組みを越えた広範囲におよびました。
本展はアメリカのジェーン・ヴーヒーズ・ジマーリ美術館の全面的な協力のもと、ロベールとの二人展以来、日本では23年ぶりに開催される本格的な回顧展です。1910年代の水彩画から、誌と絵画によるコラボレーションの傑作と名高い『シベリア横断鉄道とフランスの少女ジュアンヌ』、そして油彩画、テキスタイル、晩年の版画など、約130点の作品によって構成される本展は、ソニアの軌跡を堪能していただける絶好の機会となることでしょう。
ホームページ
http://www.teien-art-museum.ne.jp/
展覧会問合せ先
テレホンサービス 03-3443-8500
会場住所
〒108-0071
東京都港区白金台5-21-9
交通案内
■ 最寄駅から
JR山手線「目黒駅」東口 / 東急目黒線「目黒駅」正面口より 徒歩7分
都営三田線・東京メトロ南北線「白金台駅」1番出口より 徒歩6分
※白金台駅のエレベーターは2番出口にございます。

■ バスで
バス停留所「白金台5丁目」より徒歩3分

黒77系統 (目黒駅―千駄ヶ谷駅) 都営バス
橋86系統 (目黒駅―新橋駅北口) 都営バス
品93系統 (目黒駅―大井競馬場) 都営バス
東98系統 (東京駅南口―等々力操車場) 都営・東急バス

■ お車で
駐車場(有料)は、美術館の敷地内にございます。
正門で警備員がご案内いたします。
料金:普通自動車 1回 1500円

※バスのご予約は、 団体申込書 兼 バス駐車場予約申込書(PDF) へ必要事項をご記入のうえFAXでお申し込みください。
※身体障害者優先駐車場は無料です。
(身体障害者手帳をご呈示ください。)

首都高速2号線「目黒出口」出てすぐ、「庭園美術館西」交差点を左折してください。
白金台方面からお越しの場合、右折で入ることができません。その先の「上大崎」交差点で右折し、そのまま右折レーンに入って次の「庭園美術館西」交差点で右折してください。
ホームページ
https://www.teien-art-museum.ne.jp
会場問合せ先
03-5777-8600 (ハローダイヤル)
東京都港区白金台5-21-9
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