タイトル等
「大坂の陣400年記念事業」特別展
黄金時代の茶道具
―17世紀の唐物
珠光、利休、織部、遠州…。
うつりゆく美意識。
会場
大阪市立東洋陶磁美術館
会期
2015-04-04~2015-06-28
休催日
月曜日 (5月4日は開館)、5月7日(木)
開催時間
午前9時30分~午後5時
入館は午後4時30分まで
観覧料
一般 1200(1000)円、高校生・大学生 700(600)円
・( )内は20名以上の団体料金
・中学生以下、障がい者手帳などをお持ちの方(介護者1名含む)、大阪市内在住の65歳以上の方(要証明)は無料
主催者
大阪市立東洋陶磁美術館、NHK大阪放送局、NHKプラネット近畿、朝日新聞社
概要
日本は、古くから海外の美術品を珍重し、特に室町時代には幕府を中心に、多くの中国の美術品を「唐物」として愛好し、その収集に努めました。それに対し村田珠光(しゅこう)は「侘び茶」を提唱し、煌びやかな曜変天目などより、侘びた灰被(はいかつぎ)天目が好まれるようになり、唐物の美意識も変化しました。さらに16世紀の「侘び茶」の大成に伴い、井戸茶碗などの韓国陶磁も珍重され、「唐物」の概念が広がりました。それらの背景には、16世紀から17世紀にかけての千利休、織田有楽、古田織部、小堀遠州、金森宗和などの茶人の台頭があり、まさに茶の湯における黄金時代と呼ぶにふさわしい時代となったのです。
今回の展示では、これらの茶人たちのたくまざる創意・工夫によって変化していく美意識と、「唐物」の概念の変貌をたどります。
イベント情報
【記念講演会】
「徳川将軍の御成と唐物」
講師:原 史彦氏 (徳川美術館学芸部)
日時:平成27年5月17日(日) 午後2時~ (受付開始 1時30分から)
場所:大阪市立東洋陶磁美術館・地下講堂
定員:70名 事前申込制 (申込締切:5月8日(金)必着)

【見どころ解説】
特別展「黄金時代の茶道具-17世紀の唐物」の会期中、担当学芸員による見どころ解説を、下記日程で行います。
皆様のご参加をお待ちしています。
4月11日(土) 「東山御物と『君臺觀左右帳記』」
4月25日(土) 「茶人列伝― 珠光から遠州」
5月9日(土) 「武家茶の成立― 織田信長の名物狩り」
5月23日(土) 「数寄屋御成― 二代将軍秀忠と小堀遠州」
6月13日(土) 「秀頼公さま御成と茶室・如庵」
6月27日(土) 「新たなる美意識―高麗茶碗」
時間:各日とも午後2時から約1時間 (午後1時45分より開場)
場所:当館地下講堂 (定員50名・当日先着順)
参加費:聴講無料 (ただし、入館には観覧料が必要です)

※お申込方法とご注意
・往復はがきに、講演会日時・住所・氏名・電話番号を明記の上、東洋陶磁美術館学芸課までご郵送ください (はがき1枚につき1名様有効)。
・応募者多数の場合は抽選となります。
・お申込の際にご提出いただく住所・氏名などの個人情報は厳重に管理し、本事業の実施ならびに事務連絡以外には使用いたしません。

※特別展「黄金時代の茶道具―17世紀の唐物」会期中、その他のイベントについては、当館ホームページ(http://www.moco.or.jp)を、ご覧ください。
展示替え情報
会期中、展示替えがあります
ホームページ
http://www.moco.or.jp/exhibition/past/?e=325
会場住所
〒530-0005
大阪府大阪市北区中之島1-1-26
交通案内
・京阪 中之島線「なにわ橋駅」 1号出口すぐ

・地下鉄御堂筋線・京阪本線「淀屋橋駅」 1号出口、
地下鉄堺筋線・京阪本線「北浜駅」 26号出口
各駅から約400m 大阪市中央公会堂東側
ホームページ
http://www.moco.or.jp/
会場問合せ先
TEL.06-6223-0055
大阪府大阪市北区中之島1-1-26
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