タイトル等
速水御舟とその周辺
大正期日本画の俊英たち
会場
世田谷美術館
会期
2015-05-02~2015-07-05
前期:5月2日|土|―5月31日|日| / 後期:6月2日|火|―7月5日|日|
*作品保護のため前期・後期で大幅な展示替えを行います
休催日
毎週月曜日(但し、この日が祝休日の際は開館し、翌日休館)、5月4日―6日は開館し、5月7日休館
開催時間
午前10時~午後6時
入場は午後5時30分まで
観覧料
一般 1200(1000)円 / 65歳以上 1000(800)円 / 大高生 800(600)円 / 中小生 500(300)円
※( )内は20名以上の団体料金
※障害者の一般の方は500円(介助の方1名までは無料)、大高中小生の障害者の方は無料
※リピーター割引(会期中):本展有料チケット半券のご提示で2回目以降の観覧料が団体料金になります
主催者
世田谷美術館(公益財団法人せたがや文化財団)
協賛・協力等
後援:世田谷区/世田谷区教育委員会 協力:日本通運/損保ジャパン日本興亜 助成:芸術文化振興基金
出品協力:青梅市立美術館/三溪園/滋賀県立近代美術館/茂原市立美術館・郷土資料館/横浜美術館
概要
短い生涯を疾風怒濤のように駆け抜けた孤高の天才日本画家・速水御舟(1894-1935)。御舟は14歳にして松本楓湖の安雅堂画塾に入門し、はじめ歴史画から出発しますが、兄弟子で後の日本画改革のリーダとなる今村紫紅の影響から印象派の点描に似た表現を用いて、当時新南画と呼ばれた画風へと変化させてゆきます。御舟は紫紅が立ち上げた赤曜会に参加後、中国の宋代院体画の花鳥画の世界に突き進み写実を極めます。その後、琳派の奥行を排した金屏風の大画面へと再び舵を切ります。渡欧後、御舟は西洋絵画の群像表現に魅せられて人体表現へと向い、女性群像の大作に取り組もうとしていた矢先に、病に倒れ夭折してしまいます。享年40。御舟の突然の死は画壇に大きな衝撃を与え、その才能を惜しむ声が各界から寄せられました。
本年は速水御舟の没後80年の節目の年にあたります。本展はそれを記念して師の松本楓湖から兄弟子の今村紫紅、小茂田青樹、小山大月、牛田雞村、黒田古郷ら赤曜会のメンバー、そして御舟一門の高橋周桑、吉田善彦など、御舟とその周辺の作家たちの作品を一堂に集め、御舟の画業を今再び回顧しようとするものです。近代日本画の頂点のひとつで、今なお燦然と光り輝く御舟芸術がどのように誕生し、継承されたかを検証します。
イベント情報
■記念講演会「速水御舟、飛躍の前夜―今村紫紅と赤曜会」
講師:八柳サエ (横浜美術館主任学芸員)
5月23日(土) 午後2時―3時半 (開場 1時半)
会場:世田谷美術館講堂
定員:当日先着150名
*入場無料、当日午前10時より整理券を配布 *手話通訳付

■オープンカレッジ (世田谷美術館美術大学特別セミナー)
「技法・材料から読み解く速水御舟」
講師:荒井 経 (東京藝術大学大学院准教授)
5月26日(火) 午後2時―4時半 (開場 1時半)
会場:世田谷美術館講堂
定員:80名 (申込多数の場合は抽選)
*当館HP「プログラム&イベント」申込フォーム、または往復はがきに住所・氏名・電話番号をご記入のうえ、お申し込みください。締切は5月18日(月)消印有効。
参加費:500円 (プレゼント付)
*世田谷美術館美術大学受講生の方は無料

■100円ワークショップ
その場でどなたでも参加できる簡単な工作など。
日時:展覧会会期中の毎土曜日 午後1時―3時 *申込は時間中随時受付
会場:世田谷美術館地下創作室
参加費:100円
ホームページ
http://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/exhibition.html
会場住所
〒157-0075
東京都世田谷区砧公園1-2
交通案内
● 東急田園都市線「用賀」駅下車、北口から徒歩17分、または美術館行バス「美術館」下車徒歩3分
● 小田急線「成城学園前」駅下車、南口から渋谷駅行バス「砧町」下車徒歩10分
● 小田急線「千歳船橋」駅から田園調布駅行バス「美術館入口」下車徒歩5分
● 美術館専用駐車場(60台、無料):東名高速道路高架下、厚木方面側道400m先。美術館まで徒歩5分
ホームページ
https://www.setagayaartmuseum.or.jp/
会場問合せ先
03-5777-8600(ハローダイヤル)
東京都世田谷区砧公園1-2
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