タイトル等
生誕150周年記念
竹内栖鳳
会場
姫路市立美術館
企画展示室
会期
2015-02-07~2015-03-29
前期=2月7日(土)―3月1日(日) 後期=3月3日(火)―3月29日(日)
休催日
月曜日
開催時間
午前10時~午後5時
入場は午後4時30分まで
観覧料
一般 1,100(900)円
大学・高校生 600(400)円
中学・小学生 200(100)円
※( )内は前売・20人以上の団体料金

◎早割ペア券/ 2枚で1,500円 (一般のみ)
販売期間:12月5日―1月7日 (電子チケットでのみ販売)

◎前売券取扱い場所/ 姫路市立美術館友の会(2月6日まで)、チケットぴあ(Pコード 766-515)、ローソンチケット(Lコード 52936、<早割ペア券>53322)、セブン-イレブン(セブンコード 034-945)、イープラス、CNプレイガイド、キャスパホール、姫路市立文化センター、兵庫県立歴史博物館、神姫バスプレイガイド、ヤマトヤシキ友の会、中井三成堂、姫路市中小企業共済センター(会員のみ)、加古川総合文化センター、兵庫県立美術館
主催者
姫路市立美術館、神戸新聞社
協賛・協力等
後援=サンテレビジョン、ラジオ関西 協賛=野崎印刷紙業
概要
姫路市立美術館の日本画の所蔵作家と言えば、上村松園、橋本関雪、小野竹喬、池田遙邨、村上華岳、濱田観などの名が挙がりますが、実は彼らは皆京都で竹内栖鳳(たけうちせいほう)に学んだという共通点があります。他にも錚々たる門下生を輩出し、東京画壇と双璧の京都画壇を担ったのは、作家としても教育者としても抜きん出た存在であった竹内栖鳳でした。
栖鳳は1864年(元治元)京都に生まれました。時代に即した新しい絵画を模索していた明治初期、若き栖鳳は円山四条派をはじめ、数多くの伝統的な流派の画技を習得します。彼の変幻自在な表現は、時に「鵺(ぬえ)」と揶揄すらされました。
急速に変わりゆく新しい時代に即応した日本絵画を追求する栖鳳は、西洋の美術表現に触れるために1900年(明治33)に渡欧します。そして「恋しい人に逢ったよう」とまで憧れたヨーロッパの芸術に大きな感化を受けます。帰国後、それでもあくまでも従来描いていたような絵画を作りたいと考えた栖鳳は、日本画の改良には実物に戻った研究、光線の研究が必要との結論に達します。こうして栖鳳は西洋の美意識を導入した近代的な日本画の創出に取り組んでいきます。
帰国後に雅号を「棲鳳」から「栖鳳」、つまり西洋の「西」という文字を使うに至った栖鳳の意欲の結実した作品が、《スエズ景色》や《羅馬之図(ろーまのず)》です。幼少からの絶え間ない修練に裏打ちされた圧倒的な筆技を下地とし、新たな表現技法を貪欲に吸収した栖鳳は、伝統と革新の双方を体現した画家といえます。
本展では、栖鳳の生誕150年を記念して、113年ぶりの公開となる油彩作品をはじめ、名品、初公開作品を展示し、栖鳳の多様な表現の世界を見ていくことにいたします。栖鳳が過去より継承したものは何であったのか、そして未来へつなげていったものは何であるのかを、あらためて探ります。
イベント情報
○記念講演会
①2月8日(日) 午後2時より
「西洋との対決―竹内栖鳳の世界」
講師:高階秀爾氏 (大原美術館館長・東京大学名誉教授)
会場:2階講堂 ※定員100人、入場無料

②2月15日(日) 午後2時より
「竹内栖鳳の高島屋時代(明治20~30年代)の活動」
講師:廣田孝氏 (京都女子大学教授)
会場:2階講堂 ※定員100人、入場無料

いずれの講演も聴講無料。ただし竹内栖鳳展入場券(半券でも可)が必要。
申込み方法:往復ハガキまたは当館ホームページのイベント申込フォームによりお申込みください。定員を超えた場合は抽選します。往復ハガキの場合は以下の内容を明記の上、「竹内栖鳳展記念講演会係」宛に郵送ください。
①聴講希望日(1枚の往復はがきに1人・1回のみ)
②住所 ③氏名 ④連絡のとれる電話番号
締切:2015年1月23日(金) 消印有効

○ギャラリートーク
2月20日(金) 午後2時より
解説:当館学芸員 会場:企画展示室
参加方法:先着20人 (午後1時30分に展示室前にて整理券配布、竹内栖鳳展の観覧券が必要)

○解説会
3月7日(土) 午後2時より
解説:当館学芸員 場所:2階講堂
参加方法:先着100人、入場無料

○子どもギャラリーツアー
「ネコの毛とタヌキの毛」
・小学校1~3年対象:3月14日(土) 午前9時10分― 定員20人
・小学校4~6年対象:3月25日(水) 午前9時10分― 定員20人
カプセルトイを使った体験型鑑賞会。学芸員とともに楽しく展覧会場をめぐります。竹内栖鳳展の観覧券が必要です。
参加方法:午前9時から入館可能。開始時間までに当館ロビーにお集まりください。大人も参加・見学できます。
ホームページ
http://www.city.himeji.lg.jp/art/kikaku.html
会場住所
〒670-0012
兵庫県姫路市本町68-25
交通案内
JR・山陽電車 姫路駅より、神姫バス ⑦または⑧乗り場から [3] [4] [5] [61] [62] [64] [81] [82] [84] [86] 乗車約8分、「姫山公園南・医療センター・美術館前」下車すぐ。
姫路駅より 徒歩約20分 (姫路城東隣)。
※美術館には駐車場がありませんので近隣の駐車場(有料)をご利用ください。
※上記路線バスのほか、姫路城ループバスも停車します (停留所は「美術館前」)
ホームページ
https://www.city.himeji.lg.jp/art/
兵庫県姫路市本町68-25
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