タイトル等
俵有作展
―水墨の波動―
レオナルドを慕い、山水に遊び、ミショーを想う
会場
練馬区立美術館
2階展示室
会期
2014-12-06~2015-02-08
休催日
月曜日
ただし1月12日<月・祝>は開館、翌日休館。
年末年始 12月29日<月>~1月3日<土>
開催時間
午前10時~午後6時
入館は5時30分まで
観覧料
無料
主催者
練馬区立美術館
概要
俵 有作〔1932~2004〕は古玩具・古民具の収集家であり、何冊もの研究書を上梓した古玩具研究者としての一面と共に、水墨を基調としたドローイング作品を描き続けた作家です。
広島県尾道市に生まれた俵は高校時代、洋画家小林和作に師事し、俵有作の画号を得ます。上京してからは民藝の収集、紹介にたずさわりながら独学で絵を描き続けます。そうした彼の作品は芹沢銈介や猪熊弦一郎らに愛され、1990年前後から制作された墨と淡彩による作品は、あるものは書を想起させ、またあるものは山水画、そして仏画をイメージさせる独自の表現へと昇華していきます。
レオナルド・ダ・ヴィンチを慕い、南宋山水画に遊び、
アンリ・ミショーを想う…。
墨と紙が織りなす働きを微妙な筆致で操り、静かなる観念世界を現出させる、現代には稀有な美術家であると言えましょう。
練馬区石神井に長年暮らした、ゆかりの作家ではあるものの、国内よりむしろ海外で高い人気と評価を得ており、今回の展示も米国・インディアナポリス美術館、ヒューストンのアジア・ソサエティを巡回しての凱旋展であると同時に、国内の美術館では初めての展覧会となります。
イベント情報
いずれも事前申込不要

ゲスト・トーク
2014 12/13 [土] 15:00~
土岐千尋氏 [木漆工芸家]

2015 1/10 [土] 15:00~
尾久彰三氏 [民藝研究家]

担当学芸員によるギャラリー・トーク
2014 12/20 [土] 15:30~
ホームページ
http://www.city.nerima.tokyo.jp/manabu/bunka/museum/tenrankai/tawara.html
会場住所
〒176-0021
東京都練馬区貫井1-36-16
交通案内
【鉄道】
西武池袋線 「中村橋」駅 徒歩3分
※改札は1か所です。改札を左に出て、線路沿いの道を石神井公園駅方面に130メートル先の右側です。

都心からも意外に近い!
・池袋駅から 16分 (西武池袋線 各駅停車利用)
・渋谷駅から 約30分 (東京メトロ副都心線直通 急行利用)
・有楽町駅から 約40分 (東京メトロ有楽町線直通 各駅停車利用)
・六本木駅から 約40分 (都営大江戸線利用、練馬駅で乗換)

【バス】
関東バス 「中村橋」停留所より 徒歩5分
・阿佐ヶ谷駅北口~中村橋 【阿01】系統 終点
・荻窪駅北口~中村橋 【荻06】系統 終点
・荻窪駅北口~練馬駅 【荻07】系統 「中村橋」下車
ホームページ
https://www.neribun.or.jp/museum.html
東京都練馬区貫井1-36-16
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