タイトル等
『月映』1914―1915
会場
宇都宮美術館
会期
2014-11-16~2014-12-28
休催日
毎週月曜日・祝日の翌日 (11月17・25日、12月1・8・15・22・24日)
開催時間
午前9時30分~午後5時
入館は午後4時30分まで
観覧料
一般 700円(560円)、大学生・高校生 500円(400円)、小学生・中学生 300円(240円)
※( )内は20名以上の団体料金
※身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳の交付を受けている方とその介護者(1名)は無料
※宇都宮市在学または在住の高校生以下は無料
※毎月第3日曜日(11月16日、12月21日)は「家庭の日」です。高校生以下を含むご家族で来館された場合、企画展観覧料が一般・大学生は半額、高校生以下は無料
主催者
宇都宮美術館
協賛・協力等
制作協力 NHKプラネット近畿
概要
1914年9月、三人の美術学生によって、60ページたらずの冊子が世に送り出されました。田中恭吉・藤森静雄・恩地孝四郎、それぞれが刻んだ木版画と彼らの詩をまとめた「詩と版画の雑誌」、『月映(つくはえ)』です。
大正初期、文芸誌『白樺』などで日本でも紹介されるようになっていた西欧美術の動向、とりわけムンクやカンディンスキーによる版画とゴッホの作品、そして未来派からの敏感な受容の様相を呈しつつ、病に苛まれ文字通り命を刻むようにして木版画の制作を続けた田中恭吉(1892~1915)、田中の存在に触発されて美しい友情を交わしながら生と死について深く内省した作品を生み出した藤森静雄(1891~1943)、日本で最も早い抽象表現へと進んだ恩地孝四郎(1891~1955)により、『月映』は近代美術史においても稀有な珠玉の作品集となりました。
この展覧会は、『月映』刊行100年となるのを記念して、その内容をあらためて見直そうとするものです。1915年11月の第7号まで約200部ずつ刊行された公刊『月映』を全冊展示するのはもちろん、洛陽堂から出版するのとは別に三人だけが持ち合い、現在では1部しか残されていない「私輯『月映』」と呼ばれる私家版や、油彩画、ペン画など貴重な関連作品も多数展示します。
イベント情報
講演会「月映という小宇宙」
講師 寺口淳治氏(広島市現代美術館副館長、近代日本美術史研究者)
日時 11月16日(日) 午後2時から (午後1時30分開場)
会場 宇都宮美術館 講義室 無料、先着170名

ミニレクチャー「みて、ふれて 紙から知る『月映』」
講師 坂本雅美氏 (紙本保存修復家)
日時 12月14日(日) 午後2時から (事前申込制)
会場 宇都宮美術館 中央ホール、展示室 定員 20名 (事前申込制)
申込方法 氏名・年齢・郵便番号・住所・電話番号・参加人数(1口につき2名まで)を記入し、「はがき」または「ファックス」にて「月映展ミニレクチャー係」までお送りください。電話、Eメールでは応募できません。定員を超えた場合は抽選となりますので、ご了承ください。
※『月映』作品に手を触れるものではありません。
〒320-0004 栃木県宇都宮市長岡町1077番地
FAX:028-643-0895
申込締切 11月23日(日) 午後5時必着

学芸員によるギャラリー・トーク
解説 当館学芸員
日時 展覧会期間中の毎週土曜日 [午後2時から]
*ギャラリー・トークは、企画展鑑賞券をお求めのうえ、中央ホールにお集まりください。
ホームページ
http://u-moa.jp/exhibition/exhibition.html
会場住所
〒320-0004
栃木県宇都宮市長岡町1077
交通案内
自動車をご利用の場合
東北自動車道「宇都宮インターチェンジ」から約10km、「鹿沼インターチェンジ」から約14km。
北関東自動車道「上三川インターチェンジ」から約19km。

鉄道・バス等をご利用の場合
JR東北新幹線「JR宇都宮駅」下車、JR宇都宮駅西口5番バス乗場から関東バス「豊郷台・帝京大学経由宇都宮美術館」行き終点下車(約25分)
JR宇都宮駅よりタクシーをご利用の場合は約20分。
ホームページ
http://u-moa.jp/
栃木県宇都宮市長岡町1077
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