タイトル等
平成26年度企画展
シリーズ 鳥取の表現者 File.06
流体
松本文仁 / 森田しのぶ
会場
鳥取県立博物館
第2特別展示室
会期
2014-11-15~2014-12-14
休催日
※会期中無休
開催時間
9:00~17:00
入館は閉館の30分前まで
観覧料
一般=500円 / 前売り・20名様以上の団体=300円
次の方は無料です。 ○大学生以下 ○学校教育活動での引率者 ○70歳以上の方 ○障がいのある方・要介護者及びその介護者
主催者
鳥取県立博物館
協賛・協力等
協賛:日本通運株式会社、株式会社モリックスジャパン、三和商事株式会社、株式会社吉備総合電設
後援:朝日新聞鳥取総局、毎日新聞鳥取支局、読売新聞鳥取支局、産経新聞鳥取支局、新日本海新聞社、山陰中央新報社、中国新聞鳥取支局、日本経済新聞鳥取支局、日本海テレビ、BSS山陰放送、山陰中央テレビ、テレビ朝日鳥取支局、時事通信社鳥取支局、共同通信社鳥取支局、エフエム山陰、日本海ケーブルネットワーク (順不同)
概要
「シリーズ 鳥取の表現者」は、鳥取にゆかりがあり、活躍めざましい作家を中心に、今日の鳥取県の美術状況を紹介する展覧会です。6回目となる今回は、現在県内外で活躍する松本文仁、森田しのぶの二人を紹介します。
1959年境港市に生まれた松本文仁は、パネルに金属や木の板をコラージュして、分厚く堅固なマチエールを作り、そこにテーマである「運命論的な死」を具象的に表現します。作品のテーマとなる人物と、その人物にまつわる物語をもとに画面上に構築される事物は、死に照らされた生の象徴であるといいます。
1956年鳥取市生まれの森田しのぶは、カンヴァスに幾重にも絵の具を重ねながら、絵の具の質感をむしろ排除して幻想的なイメージを紡ぎ出します。抽象的な表現としての流れるような曲線は、見る者に命の生成や流転をイメージさせます。
二人の作家の表現は対照的といえますが、流れるようなかたちがその作品の根底にあるという点で共通しています。金属や板といった存在感のある素材を使いながらも、その形は光を鈍く反射しながら揺らいでいて、安定を拒むかのように見える松本作品。青い空間で、時に絡まり時にほどけながら、とどまることなく浮遊する形体を執拗に描いた森田作品。両者に共通する流れ揺らめく曲線は、移ろう時間や空間、それぞれの死生観の表われです。
この展覧会では、時間と空間、独自の死生観を流れるようなかたち/流体にのせて表現する二人の作家の軌跡を、初期から近作まで合わせて約80点の作品によって紹介し、その四半世紀の画業を回顧します。
イベント情報
◆アーティストトーク (全3回) ※いずれも要観覧料
企画展会場で作品を見ながら、松本氏、森田氏のお二人に制作意図やその方法などについて語っていただきます。
また、日を変えてお一方ずつにじっくりと自作についてお話していただきます。
①11月15日(土) 14:00~15:30 講師:松本文仁氏、森田しのぶ氏
②11月29日(土) 14:00~15:00 講師:松本文仁氏
③12月6日(土) 14:00~15:00 講師:森田しのぶ氏
場所:企画展会場
対象:高校生~一般
定員:制限なし
申込:不要

◆ワークショップ「布に遊ぶ」 ※要申込
美術作家 森田しのぶ氏を講師に、柿渋染めを行います。出来上がった布でコサージュを作りましょう。
11月22日(土) 11:00~15:00 講師:森田しのぶ氏
場所:会議室・展示室
対象:一般
定員:20名
参加費:不要
申込:11月7日(金)~電話のみ(先着順)

◆ワークショップ「削って磨いてオブジェをつくろう!」 ※要申込
美術作家 松本文仁氏を講師に、木片や金属片を削ったり磨いたりしてオブジェを作ります。
12月13日(土) 14:00~16:00 講師:松本文仁氏
場所:会議室・展示室
対象:小学生~一般
定員:20名
参加費:不要
申込:11月28日(金)~電話のみ(先着順)
ホームページ
http://site5.tori-info.co.jp/p/museum/exhibition/planning/30/
会場住所
〒680-0011
鳥取県鳥取市東町2-124
交通案内
[JR鳥取駅からバスで]
砂丘・湖山・賀露方面行 「西町」下車 約400m
市内回り岩倉・中河原方面行 「わらべ館前」下車 約600m
ホームページ
https://www.pref.tottori.lg.jp/museum/
鳥取県鳥取市東町2-124
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