タイトル等
生誕100年記念 向井潤吉の絵画と写真展
絵画が語る風景、レンズが見た風景
会場
神戸市立小磯記念美術館
会期
2002-06-22~2002-08-18
休催日
月曜日
観覧料
一般 700(600/550)円
高大生 500(400/350)円
小中生 300(200/150)円
※( )内は前売り/30名以上の団体料金
主催者
神戸市立小磯記念美術館
概要
向井潤吉(1901-1995)は、戦後40年以上にわたって全国各地を巡り歩き、それぞれの土地の光と風を身に受けながら、民家と、そこに広がる自然の風景を描き続けました。
本展では、世田谷美術館が所蔵する、民家をモティーフとした油彩作品、素描作品あわせて106点、そして向井潤吉が作品を制作しつつ撮影を重ねた、民家や風景をモティーフとした写真70点を一堂にご紹介いたします。向井潤吉が撮影した写真は、ご遺族の協力を得て、このたび初めて公開されるものです。
現在、この写真については調査を重ねていますが、およそ40,000枚の数量が確認されつつあります。今回はその一部をご紹介いたします。
この展覧会では、向井潤吉が描いた絵画と彼が撮影した写真を比較し、そこに認められるさまざまな差異を検証することで、写真では表現しえなかった、向井潤吉が独自に持ち得た、個人的で独特な風景に対する感覚や想いというものを、その絵画表現の中に探っていきたいと想います。戦後の復興期から高度経済成長、そして経済大国として発展を続けた日本の国土で、その姿を次々と消していった茅葺き屋根の民家を描き、また写真で記録し続けた向井潤吉の創作の軌跡を今あらためて見つめなおし、その絵画表現が放つ鮮烈で清々しい魅力を堪能していただければと思います。
向井潤吉の民家をモティーフとした作品の数々を顧みますと、それは彼自身が民家という風景と出会ってきた道程を示しているのだといえましょう。私たちは向井潤吉の描いた絵画と向き合い、そしてさまざまな思いをめぐらすことで、そこに画家・向井潤吉との心的な交流を生み出し、彼が一枚のカンヴァスの中に、何を表現し、何を物語ろうとしていたのかを感じとることができるかもしれません。
ホームページ
http://www.city.kobe.lg.jp/culture/culture/institution/koisogallery/
展覧会問合せ先
電話:078-857-5880
会場住所
〒658-0032
兵庫県神戸市東灘区向洋町中5-7
交通案内
[電車ご利用の場合]
JR 住吉駅・阪神 魚崎駅で、六甲ライナーに乗りかえ、「アイランド北口駅」下車、西へ徒歩すぐ。

阪急「岡本駅」・「御影駅」の南側より / みなと観光バスにて「ウエストコート3番街前」下車 北へすぐ

[自動車ご利用の場合]
国道43号線の東御影 または 東明交差点を六甲アイランド方面へ、六甲大橋を渡り案内表示に従って右折、西へ約300mの信号を左折、すぐに地下駐車場(六甲アイランド公園西駐車場)の入口があります。
ホームページ
https://www.city.kobe.lg.jp/culture/culture/institution/koisogallery/
兵庫県神戸市東灘区向洋町中5-7
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