タイトル等
茶入
もう一つの美術史
特別出品 国宝 白楽茶碗 銘 不二山
茶人たちは茶入に何を見たのか―
会場
サンリツ服部美術館
会期
2014-09-11~2015-01-31
好評につき1月31日(土)まで延長します!
休催日
12月22日と祝日をのぞく月曜日、年末年始(12月23日―1月2日)
開催時間
9:30~16:30
観覧料
大人 800(700)円 / 小中学生 400(350)円
※( )内は団体20名様以上の場合
概要
サンリツ服部美術館は、茶入鑑賞の歴史を紐解くことを目的とするコレクション展を開催いたします。
茶入とは、抹茶を入れる小さな壺のことです。中国では薬などを入れる容器だったものを、日本では茶入として使用するようになりました。その後、茶の湯の隆盛とともに茶入の需要も増え、瀬戸を中心に製作が始まります。
茶人たちは、それらをある基準をもとに鑑賞してきました。しかも、形、大きさ、釉薬の調子といった茶入そのものが持つ特徴から、付属品、伝来、さらには過去の鑑賞方法までも包み込むような見方へと輪を広げていきます。この鑑賞の在り方は、まさに当時の美術史といえます。展覧会の副題を「もう一つの美術史」とする所以です。
展示は四章構成です。まず第一章では、唐物茶入をご紹介します。桃山の厳しい鑑賞基準を耐え抜いた貴重な茶入が並びます。第二章では瀬戸茶入を展示。唐物の写しから新しい形までも手掛けた瀬戸の技をご覧ください。第三章では、古くから活動している備前と丹波の茶入を展示し、新しい時代の好みに古窯がどのように応えたかを見ていきます。最後の第四章では、茶人の指導の下で製作した野々村仁清と高取の茶入を展示します。
桃山から江戸時代の茶人たちが、茶入に見たものは何か。その歴史に迫ります。
イベント情報
1.「茶入 もう一つの美術史」記念茶会
当館では、お客様に茶の湯文化に触れていただきたいとの思いから、毎年茶会を開催しております。今年は表千家流の伊藤文夫氏による掛釜です。椅子に座ってお茶をお召し上がりいただく立礼の席ですので、初めての方でもお気軽にご参加いただけます。
■日時:2014年9月20日(土) 10:00―15:00
■掛釜:伊藤宗風氏 (表千家流)
■会場:サンリツ服部美術館2階 喫茶室
■参加費:500円 ※入館料は別途必要

2.ギャラリートーク:毎月第2土曜日
14:00―14:30 予約不要、要入館料
場所:サンリツ服部美術館2階 第2展示室
ホームページ
http://www.sunritz-hattori-museum.or.jp/schedule/main.html
会場住所
〒392-0027
長野県諏訪市湖岸通り2-1-1
交通案内
◎中央自動車道 諏訪インターより 車で15分 (7.5km)

◎長野自動車道 岡谷インターより 車で20分 (9.0km)

◎JR中央本線 上諏訪駅より 徒歩で15分 (1.3km)
ホームページ
http://www.sunritz-hattori-museum.or.jp/
長野県諏訪市湖岸通り2-1-1
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