タイトル等
田淵安一展
知られざる世界
会場
神奈川県立近代美術館 鎌倉
会期
2014-07-05~2014-09-15
休催日
月曜日(ただし7月21日、9月15日は開館)
開催時間
午前9時30分~午後5時
入館は午後4時30分まで
観覧料
一般 700円(600円)、20歳未満と学生 550円(450円)、65歳以上 350円、高校生 100円
*( )内は20名以上の団体料金です。 *中学生以下、障害者手帳をお持ちの方は無料です。その他の割引につきましてはお問い合わせください。
*ファミリー・コミュニケーションの日:毎月第1日曜日(今回は7月6日、8月3日、9月7日)は、18歳未満のお子様連れのご家族は、優待料金(高校生、65歳以上の方を除く)でご覧いただけます。
主催者
神奈川県立近代美術館
概要
田淵安一(1921-2009)は、1951年フランスに渡り、以後約60年もの間、同国を拠点に第一線で創作活動を続けた洋画家です。当館では96年に鎌倉館、06年に葉山館で大規模な個展を開催しています。09年に作家が亡くなった後、ご遺族より水彩画、版画を中心に多くの作品が寄贈されたことを記念し、本展を開催いたします。
福岡県小倉で育った田淵は、学徒動員で入隊し終戦を迎えます。その後、東京帝国大学文学部美術史学科でドラクロワ以降のフランス絵画を研究しつつ、新制作派協会に出品を続けました。51年にパリに渡った当初の田淵の絵画は、人間などの具象的な形態を留めたものでした。しだいに、当時ヨーロッパの美術界で主流であった抽象表現主義を吸収し、厚塗りのマチエールの作品を描くようになります。さらに、西欧と日本という、異国で制作する画家として根源的なテーマを自問し続け、理知的でありながら奔放な、色彩にあふれた独自の絵画世界を生み出していきました。
本展では、当館が所蔵する代表作の油彩画と、新たに寄贈された1950年代から90年代の水彩画、版画など約100点を中心に、アトリエに残された資料なども交えて田淵の創作の軌跡を振り返ります。
イベント情報
■担当学芸員によるギャラリー・トーク
日時:8月2日(土)、9月6日(土)
各回午後2時―2時30分
※申込不要、無料(ただし展覧会の観覧券が必要です)

■わくわくゆったりセットをプレゼント!
夏休み期間中の7月19日(土)~8月31日(日)に、鎌倉館または葉山館にご来館の18歳以下の方にもれなく、「わくわくゆったりセット」をさしあげます。セットの中にはスペシャルグッズや、ミュージアムショップとレストランの割引券が入っているほか、今年は「おやこで美術館に行こう券」が1枚入っています。この券をもって18歳以下のお子さまと来館すると、ご家族の方1名が無料で入館できます。
(2015年3月22日まで有効)

■鎌倉ミュージアムめぐり・スタンプラリー
鎌倉の小町通りと八幡宮周辺には、魅力的な文化施設が点在しています。期間中に、下記施設をめぐり、スタンプを3つ以上(7月4日までは2つ)集めると、その場で素敵な景品がもらえます。ぜひご利用ください。
スタンプ設置場所:
鎌倉市鏑木清方記念美術館
鎌倉市川喜多映画記念館
鎌倉国宝館(7月14日まで休館)
神奈川県立近代美術館 鎌倉(7月4日まで休館)
実施期間:2014年12月14日(日)まで
※各施設の開館日についてはご確認のうえお越しください。
ホームページ
http://www.moma.pref.kanagawa.jp/museum/exhibitions/2014/tabuchi/index.html
会場住所
〒248-0005
神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-53 鶴岡八幡宮境内
交通案内
■電車
JR横須賀線・江ノ島電鉄線「鎌倉駅」下車、徒歩約10分。

■車
横浜横須賀自動車道路「朝比奈インターチェンジ」から鎌倉霊園を経由して鶴岡八幡宮前へ約4km

鎌倉館、鎌倉別館には駐車場がございません (身障者用駐車スペースを除く)。公共の交通機関をご利用ください。
ホームページ
http://www.moma.pref.kanagawa.jp
神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-53 鶴岡八幡宮境内
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