タイトル等
秋季特別展
山口蓬春生誕120周年記念展Ⅱ
山口蓬春と吉田五十八
会場
山口蓬春記念館
会期
2014-08-22~2014-10-19
前期:8月22日(金)~9月15日(月・祝)
後期:9月17日(水)~10月19日(日)
休催日
毎週月曜日(9月15日、10月13日を除く)、9月16日、10月14日
開催時間
午前10時~午後5時
入館は午後4時30分まで
観覧料
[税込み]
一般 / 600円 (高校生以下は無料)
団体割引 / 100円割引 (20名以上の団体で1週間前までに予約した場合)
障がい者割引 / 100円割引 (同伴者1名を含む)
連携館割引 / 100円割引 ※連携館:葉山しおさい公園・博物館 (大人券のみ)、神奈川県立近代美術館 葉山 (一般券・学生券のみ)
年間入館券 / 1,800円 (発行月から翌年の同月末日まで有効)
主催者
山口蓬春記念館・公益財団法人JR東海生涯学習財団
協賛・協力等
後援:神奈川県教育委員会、葉山町教育委員会
概要
山口蓬春記念館は、日本画家・山口蓬春(1893-1971)が昭和23年(1948)から亡くなるまでの約23年間を過ごした旧宅であり、蓬春が既存の木造2階建て家屋を自邸として購入後、画室をはじめとした増改築を建築家・吉田五十八(1894-1974)が手掛けました。
画室竣工から60年を経た今秋、本展会期中にこれまで非公開であった吉田五十八増改築部分を公開し、この機会に改めて“創造の場”としての旧山口蓬春邸の意義を捉え直します。
蓬春と五十八は、大正4年(1915)に東京美術学校(現・東京藝術大学)に入学し、ともに大正12年(1923)に卒業した同期です。五十八は、蓬春の戦前の自宅(東京・世田谷)を設計したほか、「歌舞伎座復興改築」(昭和26年[1951])、「五島美術館」(昭和35年[1960])、「新橋演舞場増築」(昭和36年[1961])、「旧明治座復興改築」(昭和33年[1958])、「国立教育会館」(昭和39年[1964])を手がけた際には、蓬春の作品が飾られ、緞帳などに蓬春のデザインが用いられるなど二人の間には芸術を通じた強い結びつきがありました。戦前、戦後と時代が大きく移り変わるなかで、蓬春は「新日本画の創造」を目指し、五十八は「数寄屋建築の近代化」に取り組むなど常に新しい時代の表現を探求し続けました。絵画と建築の違いはあるにせよ、二人はお互いに尊敬しつつ、生涯にわたる友情を育みながら同時代を駆け抜けた芸術家であり、同志であったともいえるのです。
本展では五十八が設計した東京・世田谷と葉山の画室、またそこで描かれた作品に焦点をあて、蓬春のために五十八が創造した空間で、蓬春がいかなる名作を生み出したかを展観しながら二人の交流の軌跡を辿ります。
イベント情報
[1] 第45回葉山特別見学会
【内容】葉山町にある美術館・博物館を学芸員の解説付きで見学します。
【日時】平成26年9月12日(金) 9:30~14:30
【場所】葉山しおさい博物館・山口蓬春記念館・神奈川県立近代美術館 葉山
【参加費】無料
【定員】30名 (応募者多数の場合は抽選)
【締切】平成26年8月29日(金)

[2] 児童・生徒のための美術体験教室
【内容】日本画で使用する岩絵具や膠(にかわ)を使って絵を描きます。
【日時】平成26年9月27日(土) 13:00~16:00
【場所】山口蓬春記念館別館
【講師】髙橋朋子 (東京都立総合芸術高等学校美術科講師)
【対象】小学校5年生~中学生
【参加費】無料
【定員】25名 (応募者多数の場合は抽選)
【締切日】平成26年9月12日(金)必着
【申込方法】[1][2]ともにはがき又はFAXに住所、氏名(ふりがな)、性別、年齢([2]は学校名および学年)、電話・FAX番号を明記の上、お申し込みください。

[3] 山口蓬春邸園ツアー
【内容】山口蓬春邸の頃の建物や庭園の様子について学芸員が解説付きでご案内します。普段と一味違う山口蓬春記念館をお楽しみください。
【日時】平成26年10月4日(土)、5日(日) ①11:00~11:40 ②15:00~15:40
【会場】山口蓬春記念館庭園および館内
【参加費】無料 (要別途入館料)
【定員】先着15名
【集合】開始10分前までに入館料をお支払いの上、正門前にご集合ください。
※雨天の場合は、集合場所が2階座敷に変更になる場合がありますので受付でご確認ください。

[4] 山口蓬春生誕日(生誕120周年記念)来館者プレゼント
【内容】山口蓬春の生誕日を記念して来館者全員にオリジナルグッズを差し上げます。
【日時】平成26年10月15日(水)
展示替え情報
※会期中、一部展示替えを行います。展示作品は都合により一部変更することがあります。
会場住所
〒240-0111
神奈川県三浦郡葉山町一色2320
交通案内
■電車でお越しのお客様
JR逗子駅 (横須賀線・湘南新宿ライン) → 京浜急行バス 3番乗場

新逗子駅 (京浜急行線) → 南口 2番乗場

海岸回り葉山行 (逗12)、「海岸回り福祉文化会館行 (逗11)」にて約18分
「三ヶ丘・神奈川県立近代美術館前」下車 徒歩2分
※ただし、土・日・祝日等は大変混みあう可能性がありますのでご注意ください。

【ルート案内】バス降車後、逗子に戻りながら信号機付横断歩道を通り過ぎ、山口蓬春記念館の電柱広告を右折し小道を上り、看板に沿って徒歩2分で正門に到着します。

■車でお越しのお客様
逗子ICから逗葉新道、県道207号線経由で約7km
ホームページ
https://www.hoshun.jp/
神奈川県三浦郡葉山町一色2320
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